イベントに基づくプレイヤー データの概要
このトピックでは、ユーザー統計、ランキング、実績を更新するために、ゲームが Xbox サービス コンフィグにイベントを送信する方法について説明します。 また、イベントに基づくプレイヤー データ プラットフォームを最大限に利用する方法を理解するために必要とされる基本的な概念も説明します。
注意
この記事は、イベントに基づく統計を使用している場合にのみ適用されます。
基本的な概念
Xbox サービスのイベントに基づくデータ プラットフォームは、クラウドで実行されるサービスです (リモート データ センターとも呼ばれます)。 ゲームまたはアプリでは、データをイベント形式でサービスに送信できます。 サービスでは受信したデータを処理し、ユーザーにより定義されたルールに従ってユーザー統計、ランキング、チャレンジを作成します。 これらのルールは、サービス コンフィグと呼ばれます。 これにより、Xbox Player データ プラットフォームは、タイトルからのイベント データを処理する方法を知ることができます。
データの流れは、タイトルがイベントを書き込んだときに始まります。 イベントは、イベントの名前 (「PlayerScored」など) で構成されます。そのイベントに関連する追加データを含めることもできます。 ゲームでイベントが書き込まれると、デバイスがオフラインでインターネットに接続されていない場合でも、システムによってイベントがデバイスのローカルに保存されます。 デバイスがオンラインで接続されると、デバイスで実行されているサービスがバッチ処理され、Xbox プレイヤー データ プラットフォームにこれらのイベントがアップロードされます。 これにより、システムはイベントの書き込み時にインターネット接続を使用できない場合でもデータを保持できます。
Xbox サービス プラットフォーム サービスでは、イベントを受信すると、サービス コンフィグで定義されているルールに基づいてユーザー統計、ランキング、チャレンジが作成または更新されます。
サービス構成
タイトルで Xbox サービスを使用する前に、タイトルのためのサービス コンフィグを作成する必要があります。 サービス コンフィグによって、タイトルがどのようにサービスを利用するかを Xbox サービスに知らせます。 サービス コンフィグは、データ プラットフォームのために、タイトルが送信できるイベントとそれらのイベントに関連付けられているデータを定義します。 また、サービス コンフィグはタイトルの統計、ランキング、チャレンジと、これらの要素に影響するルールも定義します。