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Unity プロジェクトを MSIXVC パッケージとして作成する

このトピックを使用して、Windows PC タイトルの MSIXVC パッケージを生成、インストール、起動します。

[ビルドして実行] 機能

次のスクリーン ショットに示すように、[ビルドして実行] メニューには、パッケージ化されたタイトルを生成するための以下のオプションが含まれています。

  • [MICROSOFT_GAME_CORE の定義] を選択して、#ifdef MICROSOFT_GAME_CORE を使用して条件付きで定義されるコードをエディターで定義します。 これにより、フルビルドを実行せずにコンパイル エラーをキャッチすることができます。

    注意

    このオプションは、タイトルをビルドするために必要です。 MICROSOFT_GAME_CORE は、[ビルド設定] メニューで [ビルド] または [ビルドして実行] を使用するときに定義されます。

  • 生成された MSIXVC パッケージを暗号化するために、[ストアにアップロードするパッケージの作成] を選択します。 Microsoft Store に送信するには、パッケージを暗号化する必要があります。

Unity の [ビルドして実行] オプションのスクリーンショット

[ビルド] と [ビルドして実行] の違い

以下にあげる [ビルド] オプションと [ビルドして実行] オプションの違いは、タイトルのビルドに最適なものを決定するのに役立ちます。

  • [ビルド] オプションは、ルーズファイル ビルドを生成し、後続の MSIXVC パッケージはそのルーズファイルからビルドして使用します。 [ビルド] では、MSIXVC パッケージのインストールや起動はできません。
  • [ビルドして実行] オプションは、ルーズファイル ビルドとそれに続く MSIXVC パッケージを生成します。 [ビルドして実行] は、Windows PC タイトルのパッケージ インストールを実行して起動します。

注意

最初の [ビルドして実行] の後、パッケージ化されたインストールが登録され、[スタート] メニューに表示されます。 ビルドの再作成を必要とするコードやプロジェクトの変更なしでタイトルが起動された場合は、最初の [ビルドして実行] の後に起動します。

Win32 出力フォルダとルーズ ファイル ビルド

使用可能な [ビルド] オプションまたは [ビルドして実行] オプションからビルドの出力ディレクトリを選択した後、Unity はビルドのルーズファイルの内容を含む Win32 フォルダーを生成します。 このフォルダーは、MSIXVC パッケージを生成するためのソースとして使用され、次のアクションに使用できます。

MSIXVC 出力フォルダーとパッケージ ファイル

[ビルド] オプションまたは [ビルドして実行] オプションからビルドの出力ディレクトリを選択した後、Unity はタイトルのパッケージ ファイルを保存する MSIXVC フォルダーを生成します。 以下は、フォルダーに生成される主要なファイルです。

  • パッケージに含まれるものを示すレイアウト ファイル layout_[guid].xml
  • サブミッション バリデーター テストから表示される結果 Validator_[PFN].xml
  • MSIXVC パッケージ ファイル PFN.msixvc

関連項目

パッケージの作成 (makepkg.exe)
PC 開発用に Unity で始める