分析リファレンス アーキテクチャ
これらのリファレンス アーキテクチャでは、さまざまな分析の使用例と実装が記述されています。これにより、独自のクラウド ソリューションを設計し、ゲーム デザインに合わせた完全な制御とカスタマイズを行うことができます。
ヒント
Azure PlayFab は、ゲームを構築、公開、拡大するための完全なバックエンド プラットフォームです。 PlayFab について詳しくは、アウトオブボックス分析ソリューションに関するページをご覧ください。
使用例
分析は、多くの使用例で広く利用されている機能領域です。 まずは、ゲームに必要な分析の種類を検討してください。 次に例を示します。
- リアルタイム分析 - 開発、動作の正常性、カスタマー サポート、公開期間の監視によく使用されます。
- 直接データ探索 - 一般に、表面レベルより下のユーザー行動に関する質問に答えるために使用されます。
- パフォーマンス メトリック - 確立されたターゲットに対するビジネスの正常性を評価するためによく使用されます。
- カスタム レポート - ゲーム内のカスタム イベントからグラフやダッシュボードを構築するためによく使用されます。
典型的な分析パイプラインでよく使用されるコンポーネントは次のとおりです。
- イベント - 後の分析用にゲームやサービスでキャプチャされた瞬間データ。
- イベント キューと取り込み - イベントを受信してディスパッチするサービス。
- ストレージ - レポートや探索で使用するイベントの保存場所。
- エンリッチメント - スケジュールされた間隔でイベント データを変換し、メトリックを生成するジョブ。
- ダッシュボード - イベント レベルやメトリックのデータを視覚的なチャートやグラフで表示する UI
- クエリ エンジン - データ探索に使用される計算リソースとクエリ言語。
- インポート/エクスポート - 保存場所間で外部データ セットを移動するサービス。
- 機械学習 - データ内のパターンから予測メトリックを作成するために使用されるエンリッチメント アクティビティ。
分析の使用例を次に示します。
その他の使用可能な機能
分析パイプラインを確立したら、Azure Machine Learning などを追加してそれらのデータを補足し、詳細を確認することができます。 顧客チャーン分析プロジェクトの使用例は、こちらをご覧ください。