複数の Fabric 項目の Eventstream からデータを取得する
イベント ストリームは、Fabric Lakehouse や Fabric KQL Database などの Fabric 項目を含め、さまざまな変換先にイベント データをルーティングできます。Fabric Eventstream と、これらの Fabric 項目を統合すると、これらの Fabric 項目内の Eventstream 項目からデータを取得できます。 この記事では、これらの Fabric 項目内でこの統合エクスペリエンスを使用する方法について説明します。
前提条件
開始する前に、次の前提条件を満たしている必要があります。
- 共同作成者以上のアクセス許可を使用して、Eventstream 項目が置かれている Premium ワークスペースへのアクセスを取得します。
- KQL データベースまたは Lakehouse 項目の場合は、閲覧者以上のアクセス許可を使用して、KQL データベースまたは Lakehouse 項目が置かれている Premium ワークスペースへのアクセスを取得します。
KQL データベース内の Eventstream からデータを取得する
Eventstream から KQL データベース内の KQL テーブルにデータを取得するには、KQL データベースのリボンにある [データの取得] を選択します。
次の 2 つのオプションが使用可能です。
- 既存の Eventstream
- 新しい Eventstream
既存のイベントストリームからデータを取得する
ドロップダウン リストで [既存の Eventstream] を選択すると、ウィザードが表示されます。
すべての手順を完了するには、この記事のデータの取得ウィザードの構成ガイドに従います。
新しいイベントストリームからデータを取得する
ドロップダウン リストの [新しい Eventstream] を選択すると、新しいイベントストリーム名の入力を求めるダイアログが表示されます。
新しいイベントストリーム名を指定して [作成] を選択すると、説明の吹き出しと共に新しいイベントストリームが開きます。
これらの説明の吹き出しのガイドに従えば、このイベントストリームから KQL データベースにデータを取得できます。
レイクハウス内の Eventstream からデータを取得する
Eventstream からレイクハウスにデータを取得するには、KQL データベースのリボンで [データの取得] を選択します。 レイクハウスでは、データを取得するために使用できるのは [新しい Eventstream] オプションのみです。
これを選択すると、KQL データベースでの名前と同じである、新しいイベントストリーム名の入力を求めるダイアログが表示されます。
名前を指定して [作成] を選択すると、新しいイベントストリーム キャンバスに移動されます。そこでは、レイクハウスにデータを取得する残りの手順を完了するガイドとして、同様の説明の吹き出しを利用できます。