Data Warehouse 用 Copilot のプライバシー、セキュリティ、責任ある使用 (プレビュー)
適用対象:✅Microsoft Fabric のウェアハウス
この記事では、Microsoft Copilot for Fabric Data Warehouse のしくみ、それがビジネス データをセキュリティで保護してプライバシー要件に準拠する方法、責任を持って生成 AI を使う方法について説明します。 Fabric 内の Copilot の詳細については、「Microsoft Fabric での Copilot のプライバシー、セキュリティ、責任ある使用 (プレビュー)」を参照してください。
Microsoft Fabric では、Microsoft Fabric の Data Warehouse 用 Copilot やその他の生成 AI 機能により、ウェアハウスやその他のワークロードでのデータの変換と分析、分析情報の生成、視覚化とレポートの作成を行う新しい方法を提供します。
考慮事項と制限事項については、「制限事項」を参照してください。
Data Warehouse 用 Copilot のデータ使用
ウェアハウスでは、Copilot はユーザーのウェアハウス内でアクセス可能なデータベース スキーマにのみアクセスできます。
既定では、Copilot は次のデータ型にアクセスできます。
- そのセッションでそのユーザーに対して、Copilot から送信または Copilot によって応答された以前のメッセージと応答。
- ユーザーが実行した SQL クエリの内容。
- ユーザーが実行した SQL クエリのエラー メッセージ (該当する場合)。
- ウェアハウスのスキーマ。
- クロス DB クエリを実行する際の、アタッチされたウェアハウスまたは SQL 分析エンドポイントからのスキーマ。
Data Warehouse 用 Copilot の使用に関するヒント
- Copilot は、データ ウェアハウスのトピックを処理するのに最適な機能を備えているので、質問はこの領域に限定してください。
- Copilot で調べるデータを明示的に指定します。 わかりやすいテーブル名や列名を使用してデータ資産について記述すると、Copilot は、関連するデータを取得して有用な出力を生成する可能性が高くなります。
Data Warehouse 用 Copilot の評価
製品チームは Copilot をテストして、ウェアハウスのコンテキスト内でシステムのパフォーマンスがどのくらい高いか、AI 応答が洞察に富んだ役に立つものであるかどうかを確認しました。
また、このチームは、Copilot の出力をデータ ウェアハウスに関連するトピックに集中させるための技術的アプローチなど、他の弊害の軽減策にも投資しました。