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容量サイズの計画

キャパシティ プランニングは、Microsoft Fabric を効率的に実行するために必要なリソースを見積もるプロセスです。 キャパシティ プランニングは、低速クエリ、タイムアウト、調整などのパフォーマンスの問題を回避するのに役立ちます。 キャパシティ プランニングは、適切な容量 SKU を選択することで、支出を最適化するのにも役立ちます。

従量課金の計算方法の理解

容量 SKU テーブルには、SKU ごとの容量ユニット (CU) の数が表示されます。 SKU のコンピューティング能力が実際の使用量にどのように反映されているかを理解するには、容量メトリック アプリを使用します。 このアプリでは、30 秒の評価期間が使用されます。これは、従量課金を測定する際に容量プラットフォームで使用されるのと同じです。 SKU テーブル内の CU の数に 30 を乗算することで、30 秒で使用される CU の数を取得できます。

SKU 容量ユニット (CU) 30 秒の CU 使用量
F2 2 60
F4 4 120
F8 8 240
F16 16 480
F32 32 960
F64 64 1920
F128 128 3840
F256 256 7680
F512 512 15,360
F1024 1024 30,720
F2048 2048 61,440

容量サイズの見積もり

必要な容量のサイズを見積もるには、以下の手順を実行します。 Power BISparkData Warehouse など、特定の Fabric ワークロードの使用量を評価することをお勧めします。

  1. 試用版容量を作成します。

  2. 容量メトリック アプリで、使用率のビジュアルを確認します。

  3. 容量のサイズ変更の一環として調整するタイムポイントを見つけて、タイムポイント ページにドリルダウンします。

  4. 必要な SKU を理解するには、これらの上の行のビジュアルを確認します。

    • SKU カード - 現在使用している SKU が表示されます。
    • 容量 CU カード - 使用している CU の数が表示されます。
  5. 使用率をカバーするように容量をスケールアップします。

  6. 使用率のビジュアルを確認して、使用量が容量制限内にあることを確認します。

考慮事項

容量は、時間単位または月単位で課金されます