Fabric ポータルで SQL データベースから GraphQL API を作成する
適用対象:✅Microsoft Fabric SQL Database
Fabric SQL クエリ エディター内から直接 GraphQL API の作成を始めます。 Fabric がデータに基づいて GraphQL スキーマを自動的に構築すると、アプリケーションは数分で接続できます。
前提条件
- 既存の Fabric 容量が必要です。 そうでない場合は、Fabric 試用版を開始します。
- 必ず、管理ポータルのテナント設定を使って Microsoft Fabric SQL Database を有効にしてください。
- 新しいワークスペースを作成するか、既存の Fabric ワークスペースを使用します。
- 新しい SQL データベースを作成するか、既存の SQL データベースを使用します。
GraphQL 用 API を作成する
GraphQL 用 API を作成するには:
GraphQL API を作成するデータベースを開きます。
[新規] を選んで、GraphQL API を選びます。
項目の名前を入力し、[作成] を選択します。
この時点で、API は準備ができていますが、データは公開されていません。 GraphQL 用 API は、厳密に型指定されたシステムで、型とフィールドの観点から整理されたスキーマで定義されます。 Fabric は、GraphQL クライアントに公開するために選択したデータに基づいて、必要な GraphQL スキーマを自動的に生成します。
データの取得を選択します。 [データの選択] 画面では、GraphQL スキーマで公開するオブジェクトを検索して選択できます。
API で公開する個々のテーブルまたはストアド プロシージャの横にある チェックボックスを選択します。 フォルダー内のすべてのオブジェクトを選択するには、データ ソース名が一番上にあるチェックボックスを選択します。
[読み込む] を選択して GraphQL スキーマ生成プロセスを開始します。
スキーマが生成され、データを操作するための GraphQL クエリ (読み取り、一覧) またはミューテーション (作成、更新、削除) のプロトタイプ作成を始めることができます。 次に示すのは、API 呼び出しテンプレートが表示されているスキーマ エクスプローラーの図です。
これで、GraphQL 用 API が接続と要求を受け入れる準備ができました。 API エディターを使用して GraphQL クエリをテストおよびプロトタイプ化し、スキーマ エクスプローラーを使用して、API で公開されているデータ型とフィールドを確認できます。