Fabric SQL データベースにテーブルを作成する
適用対象:✅ Microsoft Fabric SQL データベース
Fabric SQL データベースにテーブルを作成するには、さまざまな方法があります。 Fabric の主な選択肢として、SQL エディターを使用してテーブルを作成すること、Fabric データ フローまたは Fabric データ パイプラインを使用してロード時にテーブルを作成することなどがあります。 このチュートリアルでは、Fabric SQL データベースに対して Fabric ポータルのクエリ エディターを使用します。
前提条件
- 既存の Fabric 容量が必要です。 そうでない場合は、Fabric 試用版を開始します。
- 必ず、管理ポータルのテナント設定を使って Microsoft Fabric SQL Database を有効にしてください。
- 新しいワークスペースを作成するか、既存の Fabric ワークスペースを使用します。
- 新しい SQL データベースを作成するか、既存の SQL データベースを使用します。
T-SQL クエリを使用したテーブルの作成
SQL データベースを開きます。
メイン リボンの [新しいクエリ] ボタンを選択します。
IntelliSense を利用して T-SQL でテーブルの定義を作成するか、次のサンプルを使用します。
CREATE TABLE dbo.products ( product_id INT IDENTITY(1000,1) PRIMARY KEY, product_name VARCHAR(256), create_date DATETIME2 )
目的のテーブル デザインを作成したら、クエリ ウィンドウのツール バーで [実行] を選択します。
オブジェクト エクスプローラーが既に展開され、テーブルが表示されている場合は、作成時に自動的に更新されて新しいテーブルが表示されます。 それ以外の場合は、ツリーを展開して新しいテーブルを表示します。
Copilot を使用したテーブルの作成
SQL データベースを開きます。
メイン リボンの [新しいクエリ] ボタンを選択します。
次のテキストを T-SQL のコメントとしてクエリ ウィンドウに入力し、キーボードの Tab キーを押します。
--create a new table that to store information about products with some typical columns and a monotonistically increasing primary key called ProductID
数秒後、Copilot により、プロンプトに基づいて推奨される T-SQL スクリプトが生成されます。
Copilot の提案を受け入れるには、もう一度 Tab キーを押します。 次のように見えるはずです。
--create a new table that to store information about products with some typical columns and a monotonistically increasing primary key called ProductID CREATE TABLE [dbo].[ProductInformation] ( -- Primary Key for the ProductInformation table [ProductID] INT IDENTITY(1,1) PRIMARY KEY, -- Name of the product [ProductName] VARCHAR(100) NOT NULL, -- Description of the product [Description] VARCHAR(MAX), -- Brand of the product [Brand] VARCHAR(50), -- List price of the product [ListPrice] DECIMAL(10, 2), -- Sale price of the product [SalePrice] DECIMAL(10, 2), -- Item number of the product [ItemNumber] VARCHAR(20), -- Global Trade Item Number of the product [GTIN] VARCHAR(20), -- Package size of the product [PackageSize] VARCHAR(50), -- Category of the product [Category] VARCHAR(50), -- Postal code related to the product [PostalCode] VARCHAR(10), -- Availability of the product [Available] BIT, -- Embedding data of the product [Embedding] VARBINARY(MAX), -- Timestamp when the product was created [CreateDate] DATETIME );
Copilot から提案された T-SQL を確認し、ニーズに合わせて編集します。
目的のテーブル デザインを作成したら、クエリ ウィンドウのツール バーで [実行] を選択します。
オブジェクト エクスプローラーが既に展開され、テーブルが表示されている場合は、作成時に自動的に更新されて新しいテーブルが表示されます。 それ以外の場合は、ツリーを展開して新しいテーブルを表示します。