Fabric Data warehouseを監視する
適用対象:✅ Microsoft Fabric の SQL 分析エンドポイントおよびウェアハウス
使用状況とアクティビティの監視は、Data Warehouse が効率的に動作していることを確認するために不可欠です。
Fabric には、以下のことを行うのに役立つ、一連のツールが用意されています。
- クエリ パフォーマンスを最適化する
- Fabric の容量に関する分析情報を得て、スケールアップまたはスケールダウンのタイミングを判断する
- 実行中および完了したクエリの詳細を把握する
Microsoft Fabric Capacity Metrics アプリ
Microsoft Fabric Capacity Metrics アプリを使用すると、各ウェアハウスの容量使用状況が可視化され、ウェアハウス内および SQL 分析エンドポイント内のすべてのユーザー生成およびシステム生成の T-SQL ステートメントのコンピューティング料金を確認できるようになります。 容量の使用状況を監視する方法の詳細については、Fabric Data Warehouse での課金と使用状況のレポートに関する記事を参照してください。
クエリ アクティビティ
ユーザーは、使いやすいインターフェイスで実行中および完了したクエリをワンストップで表示することができ、T-SQL を実行する必要はありません。 詳細については、「クエリ アクティビティを使用して実行中および完了したクエリを監視する」を参照してください。
クエリの分析情報
[クエリの分析情報] では、完了、失敗、およびキャンセルされたクエリの履歴クエリ データと集約された分析情報が提供され、クエリのパフォーマンスを調整するのに役立ちます。 詳細については、「Fabric データ ウェアハウスにおけるクエリの分析情報」を参照してください。
動的管理ビュー (DMV)
ユーザーは、T-SQL を使用して一連の動的管理ビュー (DMV) に対してクエリを実行することで、ライブ接続、セッション、要求に関する分析情報を取得できます。 詳細については、「DMV を使用して接続、セッション、要求を監視する」を参照してください。