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方法: Fabric Data Warehouse の Copilot コード補完を使用する

適用対象:✅Microsoft Fabric のウェアハウス

Data Warehouse 用の Copilot では、インテリジェントなオートコンプリート スタイルの T-SQL コードの提案が提供され、コーディング環境が単純化されます。

エディターで T-SQL コードまたはコメントの書き込みを開始すると、Data Warehouse 用の Copilot は、ウェアハウス スキーマとクエリ タブ コンテキストを活用して、インライン コードの候補で既存の IntelliSense を補完します。 入力候補の長さはさまざまです。現在の行の補完や、まったく新しいコード ブロックの場合もあります。 コード補完では、データ定義言語 (DDL)、データ クエリ言語 (DQL)、データ操作言語 (DML) など、すべての種類の T-SQL クエリがサポートされます。 候補のすべてまたは一部を受け入れることもできますし、候補を無視して入力を続けることもできます。 また、選択する代替候補を生成することもできます。

前提条件

コード補完はどのように役立ちますか?

コード補完により、T-SQL コードを書き込みする上での認知的負荷を減らすことで、Data Warehouse 用の Copilot の生産性とワークフローが向上します。 これにより、コードの書き込みが高速化し、構文エラーや入力ミスが防止され、コードの品質が向上します。 クエリ エディター内で、コンテキストに富んだ便利な候補を直接提供します。 SQL を初めて使用する場合でも、使用経験がある場合でも、コード補完を使用すれば、SQL コードの書き込みにおける時間とエネルギーを節約して、ウェアハウスの設計、最適化、テストに専念できます。

主な機能

  • 部分的に書き込まれた自動クエリ: Copilot は、部分的に記述された T-SQL クエリのコンテキスト対応の SQL コード提案またはコード補完を提供できます。
  • コメントから提案を生成する: 自然言語を使用して、コードのロジックと目的を説明するコメントを使用して Copilot をガイドできます。 クエリの先頭にコメント (-- を使用) を残すと、Copilot が対応するクエリを生成します。

作業の開始

  1. ウェアハウスの設定で [Copilot の補完を表示する] 設定が有効であることを確認します。

    • 設定の状態は、クエリ エディターの下部にあるステータス バーで調べることもできます。 Copilot のインライン補完ステータス バーのスクリーンショット。
    • 有効になっていない場合は、ウェアハウスの [設定][Copilot] ペインを選択します。 [Copilot の補完を表示する] オプションを有効にします。 設定ペインの Copilot インライン補完設定のスクリーンショット。
  2. ウェアハウス内の SQL クエリ エディターでクエリの作成を開始します。 入力すると、Copilot は、淡色のゴースト テキストを表示することで、クエリのリアルタイムのコード提案とコード補完を提供します。

    Copilot のコード提案の淡色表示されたテキストを示すクエリ エディターのスクリーンショット。

  3. [Tab] キーで提案を受け入れることも、却下することもできます。 Copilot からの提案全部を受け入れたくない場合は、[Ctrl + 右] ショートカットキーを使用して、次の提案ワードを受け入れます。

  4. Copilot は、同じ入力に対してさまざまな提案を提供できます。 提案にカーソルを合わせると、他のオプションをプレビューできます。

    淡色表示されたテキストと複数選択オプションのセレクターを示すクエリ エディターのスクリーンショット。

  5. Copilot が書き込まれているクエリを理解できるようにするには、-- でコメント を残すことによって、あなたが期待するコードについてのコンテキストを提供することができます。 たとえば、使用するウェアハウス オブジェクト、条件、またはメソッドを指定できます。 Copilot は、より効率的に明確で正確なコメントを書き込むのに役立つコメントをオートコンプリートすることもできます。

    [各都市の平均気温を一覧表示する] を求めるコメントに基づくコード候補のブロックを示すクエリ エディターのスクリーンショット。