データ パイプラインを使用して 1 TB の Parquet データをレイクハウス テーブルに読み込む価格シナリオ
このシナリオでは、データ パイプラインで Copy アクティビティを使用して、Azure Data Lake Storage (ADLS) Gen2 に保存されている 1 TB の Parquet データを Microsoft Fabric のレイクハウス テーブルに読み込みます。
以下の例で使用されている価格は架空のものであり、正確な実際の価格を暗示するものではありません。 これらは、Microsoft Fabric の Data Factory プロジェクトのコストを見積もり、計画、管理を行う方法を示すためのものにすぎません。 また、Fabric 容量はリージョン間で一意な価格が設定されているため、米国西部 2 (一般的な Azure リージョン) のファブリック容量の従量課金制の価格 (CU あたり 1 時間あたり 0.18 ドル) を使用します。 その他の Fabric 容量の価格オプションについては、Microsoft Fabric の価格を参照してください。
構成
このシナリオを実現させるには、次の構成でパイプラインを作成する必要があります。
Fabric Metrics アプリを使用したコスト見積もり
データ移動操作では 291,960 CU 秒を使用し、810.16 秒 (13.5 分) の期間でアクティビティの実行操作は null でした。パイプライン実行にはコピー以外のアクティビティがないためです。
Note
メトリックとして報告されますが、実際の実行時間は、Fabric Metrics アプリで有効な CU 時間を計算する場合には関係ありません。これは、同じく報告される CU 秒のメトリックが実行時間についても既に説明しているためです。
メトリック | データ移動操作 |
---|---|
CU 秒 | 291,960 CU 秒 |
有効な CU 時間 | (291,960) / (60*60) CU 時間 = 81.1 CU 時間 |
$0.18/CU 時間での実行コストの合計 = (81.1 CU 時間) * ($0.18/CU 時間) ~= $14.60