監視ハブを使用する
Microsoft Fabric "監視" ハブを使用すると、中央の場所から Microsoft Fabric アクティビティを監視できます。 どの Fabric ユーザーも監視ハブを使用できますが、監視ハブには、ユーザーが表示アクセス許可を持っている Fabric アイテムについてのアクティビティのみが表示されます。
監視ハブには、次の Fabric アイテムのアクティビティが表示されます。
データ パイプライン
データフロー
データマート
Lakehouse
ノートブック
セマンティック モデル
Spark ジョブ定義
監視ハブの表示を見る
監視ハブを開くには、Fabric のナビゲーション ウィンドウから [監視] を選びます。 監視ハブでは表形式で情報が表示されます。 Fabric アクティビティは、開始時刻に従って表示され、テーブルの上部に最新のアクティビティが表示されます。 各 Fabric アイテムには、最大 100 個のアクティビティが表示されます。 履歴は 30 日間保持され、[履歴ビュー] オプションを 使用して表示 できます。
監視ハブを操作する
監視ハブの表示オプションを使って、関心のあるアクティビティを見つけることができます。 このセクションでは、監視ハブのコントロールについて説明します。
表示順序の変更
各列のタイトルを選択すると、テーブルの表示順序を変更できます。 テーブルは選択内容に従って並べ替えられます。列ヘッダーの横にある矢印は並べ替え順序を示します。
テーブル列を構成する
[列オプション] ボタンでテーブルに表示される列を追加、削除、再配置します。
追加 - 列オプションの一覧から列を選択します。
削除 - 列オプションの一覧にある列から選択インジケーターを削除します。
並べ替え - 列オプションの一覧で、列を選択した位置にドラッグします。
キーワード検索
アクティビティ名に従って特定のアクティビティを検索するには、キーワード検索テキスト ボックスを使います。 検索は、データベース内のすべてのアクティビティではなく、読み込まれたデータに対して実行されます。
フィルター
監視ハブ テーブルの結果をフィルター処理するには、[フィルター] ボタンを使います。 以下に示すオプションを任意の組み合わせで使用できます。 フィルター処理するオプションを選択したら、[適用] を選択します。 監視ハブは、ユーザーのフィルター選択を覚えています。 監視ハブを終了した後で、次にハブに移動すると、自分が選んだ内容が表示されます。
テーブルが更新されるたびに、フィルター オプションに従って、最近の 100 個のジョブが順番に読み込まれます。 [さらに読み込む] を選ぶと、さらに 50 個のジョブを読み込むことができます。
ステータス - テーブルに表示するステータスの種類を選択します。 ステータスが選択されていない場合は、すべてのステータスの項目アクティビティが表示されます。
Note
各 Fabric アイテムには、一意の操作と状態のセットがあります。 一貫性のある結果を表示するため、監視ハブはアイテムの状態の簡易バージョンを表示する場合があります。 項目の正確なステータスは、[詳細] パネルで確認できます。
開始時間 - 表示するテーブルの期間を選択します。 事前に定義された期間を選択することも、[カスタマイズ] を使用して期間をカスタマイズすることもできます。
アイテムの種類 - テーブルに表示する Fabric アイテムの種類を選択します。 アイテムの種類が選択されていない場合は、すべてのアイテムの種類に関するアイテム アクティビティが表示されます。
送信者 - テーブルにアクティビティを表示する Fabric アイテムのオーナーを選択します。 オーナーが選択されていない場合は、すべてのアイテム オーナーのアクティビティが表示されます。
場所 - アイテム アクティビティを表示する元のワークスペースを選択します。 ワークスペースが選択されていない場合は、すべてのワークスペースの項目アクティビティが表示されます。
アクションの実行
ユーザーは、監視ハブのテーブルに表示される Fabric アイテムに対する適切なアクセス許可があれば、特定のアクションを実行できる場合があります。 実行できるアクションは、レビューするアイテムの種類によって異なります。 アクションを実行するには、 アクティビティ名の横にある [その他のオプション] (...) を選択し、メニューから実行するアクションを選択します。
実行履歴
[実行履歴] オプションを使用すると、1 つの Fabric アイテムの履歴を表示できます。
目的の項目のアクティビティ名の横にある [その他のオプション] (...) を選択し、メニューから [実行履歴] を選択します。 テーブルには、そのアイテムの履歴情報が最大 30 日間表示されます。
メイン表示に戻すには、[メイン ビューに戻る] を選択します。
詳細を表示します
アクティビティの詳細を表示するには、アクティビティ名をポイントし、[詳細の表示] 記号 (i) を選択します。
制限事項
データフロー Gen1 はサポートされておらず、テーブルには表示されません。