Exchange Serverの UM メールボックス ポリシー
適用対象: Exchange Server 2013、Exchange Server 2016
ユニファイド メッセージング (UM) メールボックス ポリシーは、ユニファイド メッセージングのユーザーを有効にする場合に必要です。 UM メールボックス ポリシーを作成して、一般的なポリシーセットまたはセキュリティ設定をボイス メール ユーザーのメールボックスのコレクションに適用します。 UM メールボックス ポリシーは、次のような UM 設定を指定するために使用されます。
PIN ポリシー
ダイヤルの制限
その他の一般的な UM メールボックス ポリシー プロパティ
たとえば、上級管理者などの UM が有効なユーザーの特定のグループに対してサインイン失敗の最大回数を少なく設定し、PIN セキュリティのレベルを上げるといった、UM メールボックス ポリシーを作成できます。
UM メールボックス ポリシー
ユニファイド メッセージングのユーザーを有効にするには、少なくとも 1 つの UM メールボックス ポリシーが作成されている必要があります。 追加の UM メールボックス ポリシーを作成して、ユーザーのグループに共通の設定セットを適用できます。
UM メールボックス ポリシーは、Exchange 管理シェルまたは Exchange 管理センター (EAC) を使用して作成します。 既定では、UM ダイヤル プランを作成するたびに 1 つの UM メールボックス ポリシーが作成されます。 新しい UM メールボックス ポリシーは UM ダイヤル プランに自動的に関連付けられ、ダイヤル プラン名の一部が UM メールボックス ポリシーの表示名に含まれます。 この既定の UM メールボックス ポリシーを編集できます。
複数の UM 対応ユーザーを 1 つの UM メールボックス ポリシーにリンクできます。 ただし、UM が有効な各ユーザーのメールボックスは、1 つの UM メールボックス ポリシーにリンクされている必要があります。 これにより、PIN の最小桁数や、UM メールボックス ポリシーに関連付けられている UM 対応ユーザーのサインイン試行の最大数など、PIN セキュリティ設定を制御できます。 また、同じ UM 対応メールボックスのメッセージ テキスト設定やダイヤル制限を制御することもできます。