Exchange Online で NDR エラー "550 5.7.23" を修正する

このトピックでは、配信不能レポート (NDR、バウンスメッセージ、配信状態通知、DSN とも呼ばれます) にエラーコード 550 5.7.23 が表示された場合に実行できる操作について説明します。


	私はこのバウンスメッセージを受け取りました。これを解決するにはどうすればいいですか?		メール管理者です。これを修正するにはどうすればよいですか?

私はこのバウンスメッセージを受け取りました。これを解決するにはどうすればいいですか?

この問題を解決できるのは、Microsoft 365 または Office 365 組織のメール管理者だけです。メール管理者に連絡し、この情報を参照して、問題の解決を試みることができます。

このバウンスメッセージは、Microsoft 365 または Office 365 組織の Sender ポリシーフレームワーク (SPF) 構成の問題を示している可能性が最も高いです。

バウンスメッセージの Diagnostic information for administrators セクションには、Office 365 が外部の電子メールサーバーまたはサービスにメッセージを送信しようとした場合の元のエラーメッセージが含まれます。

この問題を解決するには、次の手順を実行します。

ドメインの SPF DNS レコードを確認します。これを行うには、Web 上で一般公開されている SPF または DNS レコードチェッカーを使用することをお勧めします。
所有しているすべてのドメインをプロビジョニングします。テナントが送信できるプロビジョニングされていないドメインを含む電子メールの数を制限します。
送信するドメインの SPF レコードにオンプレミスの IP (存在する場合) を追加します。これには、Microsoft 365 または Office 365 経由で中継する可能性のあるプロビジョニングされていないドメインが含まれます。
送信メッセージが Microsoft 365 または Office 365 によってスパムとして識別されておらず、 High Risk Delivery Pool 経由でルーティングされたことを確認します。高リスク配信プール内のメッセージは SPF チェックに合格しないため、送信先の電子メール組織では受け入れられません。

スパムと判断された送信メッセージの BCC コピーを受信するには、「送信スパムポリシー通知の構成を参照してください。

送信メッセージが Microsoft 365 または Office 365 によって誤ってスパムとして検出されたと判断した場合は、サポートにお問い合わせください。