Exchange 2013 でオフライン アドレス帳を作成する
製品: Exchange Server 2013
Exchange Server 2013 のオフライン アドレス帳 (OAB) は、Outlook ユーザーがサーバーから切断されている間に情報にアクセスできるようにするアドレス帳のダウンロードされたコピーです。 Exchange 管理者は、オフラインで作業するユーザーが使用できるアドレス帳を決定できます。また、アドレス帳を配布する方法 (Web ベースの配布またはパブリック フォルダーの配布) を構成することもできます。
OAB に関連するその他の管理タスクについては、「オフライン アドレス帳の手順」を参照してください。
はじめに把握しておくべき情報
各手順の推定完了時間:5 分。
この手順を実行する際には、あらかじめアクセス許可が割り当てられている必要があります。 必要なアクセス許可を確認するには、「Email アドレス帳とアドレス帳のアクセス許可」トピックの「オフライン アドレス帳」エントリを参照してください。
Exchange 管理センター (EAC) を使用して、この手順を実行することはできません。 シェルを使用する必要があります。
このトピックの手順で使用可能なキーボード ショートカットについては、「Exchange 2013 の Exchange 管理センターのキーボード ショートカット」を参照してください。
ヒント
問題がある場合は、 Exchange のフォーラムで質問してください。 Exchange Serverのフォーラムにアクセスしてください。
シェルを使用して Web ベースの配布で OAB を作成する
この例では、既定の仮想ディレクトリを使用して、Outlook 2007 以降のクライアントに Web ベースの配布を使用する OAB_Contoso という OAB を作成します。
New-OfflineAddressBook -Name "OAB_Contoso" -AddressLists "\Default Global Address List" -VirtualDirectories $Null -GlobalWebDistributionEnabled $True
構文およびパラメーターの詳細については、「New-OfflineAddressBook」を参照してください。