PreviousWatermark
PreviousWatermark 要素は、サブスクリプションのクライアントに正常に通信された最新のイベントの透かしを表します。
<PreviousWatermark/>
WatermarkType
属性と要素
以下のセクションで、属性、子要素、親要素について説明します。
属性
なし。
子要素
なし。
親要素
要素 | 説明 |
---|---|
通知 |
サブスクリプションと、前回の通知以降に発生したイベントに関する情報が含まれます。 |
テキスト値
テキスト値は必須です。 テキスト値は、最新の透かしを表します。 テキスト値を空の文字列にすることはできません。
注釈
PreviousWatermark プロパティは、最後に成功した通知を決定する際にクライアントに役立ちます。 たとえば、サブスクリプションに透かし 1、2、3 の 3 つのイベントがあり、次の通知が PreviousWatermark 値 3 で送信された場合、クライアントはこの値を最後に受信した通知の透かし値と比較できます。 これにより、クライアントはイベントの継続性を確保できます。
プッシュ クライアントの場合、 PreviousWatermark はローカルのクライアント側の最後の既知の透かしと比較されます。 値が異なる場合、クライアントはイベント通知を見逃しており、最新のローカル透かしを使用してサブスクリプションを再確立する必要があります。 たとえば、プッシュ クライアントが透かし 1、2、3 のサブスクリプションに対して 3 つのイベントを受け取り、次の通知に PreviousWatermark 値が 5 である場合、クライアントは少なくとも 1 つの通知を見逃しており、透かしとして 3 を渡す新しいサブスクリプションを作成する必要があります。
プル クライアントの場合、 PreviousWatermark の値は、GetEvents 呼び出しにクライアントに含まれる 透かし と同じになります。
この要素を記述するスキーマは、クライアント アクセス サーバーの役割がインストールされている 2007 Microsoft Exchange Server実行されているコンピューターの EWS 仮想ディレクトリにあります。
要素の情報
名前 | Value |
---|---|
Namespace |
http://schemas.microsoft.com/exchange/services/2006/types |
スキーマ名 |
型スキーマ |
検証ファイル |
Types.xsd |
空に設定可能 |
False |