次の方法で共有


CreateItem

CreateItem 要素は、Exchange ストアにアイテムを作成する要求を定義します。

<CreateItem MessageDisposition="" SendMeetingInvitations="">
   <SavedItemFolderId/>
   <Items/>
</CreateItem>

CreateItemType

属性と要素

以下のセクションで、属性、子要素、親要素について説明します。

属性

属性 説明
MessageDisposition
アイテムの作成後の処理方法について説明します。 属性は、電子メール メッセージに必要です。 この属性は、電子メール メッセージにのみ適用されます。
SendMeetingInvitations
会議出席依頼の作成後の処理方法について説明します。 この属性は、予定表アイテムに必要です。

MessageDisposition 属性

説明
SaveOnly
メッセージ項目は、 SavedItemFolderId 要素によって指定されたフォルダーに保存されます。 メッセージは、 SendItem 操作を使用して後で送信できます。 応答で項目識別子が返されます。 アイテム識別子は、メッセージ項目を除く項目の種類には返されません。 これには応答オブジェクトが含まれます。
SendOnly
アイテムは送信されますが、[送信済みアイテム] フォルダーにコピーは保存されません。 応答では項目識別子は返されません。

: CreateItem では、SendOnly オプションを使用する場合、このオプションで宛先フォルダーを指定できないため、委任アクセスはサポートされません。 回避策は、アイテムを作成し、アイテム識別子を取得してから、SendItem 操作を使用してアイテムを送信することです。
SendAndSaveCopy
アイテムが送信され、 SavedItemFolderId 要素によって識別されるフォルダーにコピーが保存されます。 応答では項目識別子は返されません。

: 会議出席依頼は、 SavedItemFolderId プロパティによって識別されるフォルダーには保存されません。 予定表の場合、 SavedItemFolderId プロパティで指定できるのは、予定表アイテムの保存場所のみです。 会議出席依頼アイテムを保存する場所を制御することはできません。 関連する予定表アイテムのみがコピーされ、 SavedItemFolderId プロパティによって識別されるフォルダーに保存されます。

SendMeetingInvitations 属性

説明
SendToNone
アイテムが会議出席依頼の場合、予定表アイテムとして保存されますが、送信されません。
SendOnlyToAll
会議出席依頼はすべての出席者に送信されますが、[送信済みアイテム] フォルダーには保存されません。
SendToAllAndSaveCopy
会議出席依頼はすべての出席者に送信され、 コピーは SavedItemFolderId 要素によって識別されるフォルダーに保存されます。

子要素

要素 説明
SavedItemFolderId
新しい項目を作成できるターゲット フォルダーを識別します。 MessageDisposition 属性が SendOnly に設定されている場合、作成されたメッセージのみが送信されます。 メッセージは、 SavedItemFolderId 要素によって識別されるフォルダーには配置されません。
Items (NonEmptyArrayOfAllItemsType)
SavedItemFolderId 要素によって識別されるフォルダー内に作成する項目の配列を格納します。

親要素

なし。

注釈

この要素を記述するスキーマは、クライアント アクセス サーバーの役割がインストールされている MicrosoftExchange Server 2007 を実行しているコンピューターの EWS 仮想ディレクトリにあります。

要素の情報

要素
Namespace
http://schemas.microsoft.com/exchange/services/2006/messages
スキーマ名
メッセージ スキーマ
検証ファイル
Messages.xsd
空に設定可能
False

関連項目