エンタイトルメント管理でアクセス パッケージの要求を再処理する
アクセス パッケージ マネージャーは、再処理機能を使用して、いつでもユーザーのアクセス パッケージへのアクセスの要求を自動的に再試行できます。 再処理によって、リソースへのアクセスが正常にプロビジョニングされていない場合に、ユーザーがアクセス パッケージ要求プロセスを繰り返す必要がなくなります。
Note
元の要求が完了した時点から最大 14 日間、要求を再処理できます。 14 日より前に完了した要求の場合、ユーザーは、MyAccess でキャンセルして新しい要求を行う必要があります。
この記事では、既存のアクセス パッケージへの要求を再処理する方法について説明します。
前提条件
エンタイトルメント管理を使用し、ユーザーをアクセス パッケージに割り当てるには、次のいずれかのライセンスが必要です。
- Microsoft Entra ID P2 または Microsoft Entra ID Governance
- Enterprise Mobility + Security (EMS) E5 ライセンス
既存のアクセス パッケージを開いてユーザー要求を再処理する
ヒント
この記事の手順は、開始するポータルに応じて若干異なる場合があります。
要求が "一部配信済み" または "失敗" の状態にある一連のユーザーがいる場合は、それらの要求の一部を再処理する必要がある場合があります。 既存のアクセス パッケージへの要求を再処理するには、次の手順に従います。
Microsoft Entra 管理センターに Identity Governance 管理者以上としてサインインします。
ヒント
このタスクを完了できる他の最小特権ロールには、カタログ所有者、アクセス パッケージ マネージャー、アクセス パッケージ割り当てマネージャーがあります。
[Identity governance] (ID ガバナンス)>[エンタイトルメント管理]>[アクセス パッケージ] の順に移動します。
[アクセス パッケージ] で、** アクセス パッケージを開きます。
左側の [管理] の下にある [要求] を選択します。
再処理する要求を持つすべてのユーザーを選択します。
[再処理] を選択します。
次のステップ
- View requests for an access package (アクセス パッケージの要求を表示する)
- アクセス要求を承認または拒否する