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WinDDA イベント

Windows のデータ駆動型アダプター (DDA) は、アプリケーション イベントとコントロール イベントの 2 種類のイベントを区別します。 このトピックでは、これらの 2 つのイベントについて説明します。

コントロール イベント

コントロール イベントは、アプリケーション内のコントロールによって起動されます。 これらのすべてのイベントの場合、コントロール名は登録時に指定する必要があります (RegisterActionForEvent)。 これらのコントロールには登録時もアプリケーションでアクセスできる必要があります。 FindControl メソッドを使用して、または例外ハンドラーを追加して、コントロールにアクセスできるようにします。

ホストされたアプリケーション ツールキット (HAT) は、特定のユーザー インターフェイス (UI) のコントロールの種類に対してサポートされているイベントを表示します。 UII 検査で種類を指定しない場合、UII はコントロールのすべてのイベントを一覧表示します。 コントロールの種類が検出されない場合、使用可能なすべてのコントロール イベントが ホストされたアプリケーション ツールキット (HAT) ソフトウェア ファクトリによって一覧表示されます。 次の表に、サポートされているコントロール イベントについて説明します。

Element 説明
GotFocus このイベントはコントロールがフォーカスを得たときに発生します。
LostFocus このイベントはコントロールがフォーカスを失ったときに発生します。
ButtonPressed このイベントはボタンがクリックされたときに発生します。
ButtonReleased このイベントはボタンをリリースしたときに発生します。
CheckBoxSet このイベントはチェックボックスが選択されたときに発生します。
CheckBoxCleared このイベントはチェックボックスの選択が解除されたときに発生します。
RadioButtonSet このイベントはラジオ ボタンが選択されたときに発生します。

次の表に、各コントロールがサポートするイベントを一覧表示します。

Element 説明
押しボタン ButtonPressed、ButtonReleased、GotFocus、LostFocus
チェック ボックス GotFocus、CheckBoxSet、CheckBoxCleared、LostFocus
ラジオ ボタン GotFocus、RadioButtonSet、LostFocus
テキスト GotFocus、LostFocus
編集可能なテキスト GotFocus、LostFocus

アプリケーション イベント

アプリケーション イベントはコントロールにバインドされません。これにより、RegisterActionForEvent 活動にコントロール名を指定する必要はありません。 次の表に、ホストされたアプリケーション ツールキット (HAT) で使用できるアプリケーション イベントについて説明します。

要素 説明設定
WindowShown このイベントはウィンドウが表示されたときに発生します。
WindowDisappeared このイベントはウィンドウが非表示になったときに発生します。

関連項目

Win DDA
データ駆動型アダプター (DDA) の使用