Unified Service Desk の JavaDDA イベント
Java データ駆動型アダプター (JavaDDA) では、ホストされたアプリケーション ツールキット (HAT) で自動実行をトリガーするための、一連のイベントが用意されています。 そのイベントは、Java ランタイムのイベントに相当します。 すべてのイベントは、ユーザー インターフェイス (UI) のコントロールにバインドされます。 イベントに登録するには、コントロールが UI に存在している必要があります。 コントロールが存在するか確認するには、FindControl
活動を使用します。 このトピックでは、JavaDDA イベントについて説明します。
JavaDDA イベント
次の表に、JavaDDA で使用可能なイベントの一覧を示します。
イベント | 説明設定 |
---|---|
CheckBoxSelected |
チェック ボックスがオンになったとき (マーカー セット) に起動します。 |
CheckBoxCleared |
チェック ボックスがオフになったときに (マーカー セットなし) に起動します。 |
RadioButtonSelected |
ラジオ ボタンが選択されたときに起動します。 |
RadioButtonCleared |
ラジオ ボタンがクリアされたときに起動します。 |
ButtonPressed |
ボタンが押されるときに (クリックの反対、解除を押す) 起動します。 |
ButtonReleased |
ボタンが解放されたときに起動します。 |
GotFocus |
このイベントはコントロールがフォーカスを得たときに発生します。 |
LostFocus |
このイベントはコントロールがフォーカスを失ったときに発生します。 |
MenuSelected |
メニュー項目が選択されたときに起動します。 |
MenuDeSelected |
メニュー項目の選択が解除されたときに起動します。 |
MenuCanceled |
メニューの選択がキャンセルされたときに起動します。 |
TreeNodeCollapsed |
ツリー ノードがたたまれたときに起動します。 |
TreeNodeExpanded |
ツリー ノードが展開されたときに起動します。 |
Note
Java アプリケーションがセッション アプリケーションである時など、同じ外部 Java アプリケーションの複数のインスタンスが、エージェント デスクトップ以外でホストされるときは、2 つのインスタンスをコントロールが区別できるようにバインディングを記述しない限り、User Interface Integration (UII) はインスタンスを区別できません。 通常の Win32
アプリケーションでは、特定のプロセス ID に制限することにより実行できますが、これは Java アプリケーションでは実行できず、バインディングを注意深く記述する必要があります。