Unified Service Desk には、さまざまな種類の定義済みのホストされたコントロールがあり、エージェント アプリケーションで異なるコントロールおよびユーザー エクスペリエンスを構築できます。 たとえば、エージェント アプリケーションから Microsoft Dataverse に対するすべての接続を管理するには、接続マネージャータイプのホストされたコントロールを作成します。 モデル駆動型アプリ ページからのデータを表示する場合は、CRM ページの種類のホストされたコントロールを作成します。
Note
リボンのホストされたコントロールタイプは内部のみで使用します。 ユーザーのエージェント アプリケーションでは、このホストされたコントロール タイプを使用できません。
エージェント アプリケーションに必要なホストされたコントロール
接続マネージャーおよびグローバル マネージャーのホストされたコントロールの種類は、Unified Service Desk エージェント アプリケーションでの作業に必要で、これらホストされたコントロールの種類の単一インスタンスのみが、エージェント アプリケーション内に存在する必要があります。 詳細情報: 接続マネージャー (ホストされたコントロール)およびグローバル マネージャー (ホストされたコントロール)
Unified Service Desk のサンプル アプリケーションは、これら2つのホストされたコントロールの種類のそれぞれのインスタンスで、事前に構成されています。 アプリケーションでこれらのホストされたコントロールのいずれかを無効にすると、アプリケーションが正しく機能しません。 4 つのサンプル アプリケーションの情報については、「Unified Service Desk のサンプル アプリケーション」を参照してください。
ホストされたコントロールの定義済み UII アクションとイベント
ホストされたコントロールの種類に基づき、定義済みの UII のアクションとイベントのセットは Unified Service Desk で利用できます。 UII アクションは、ホストされたコントロールが実行できる特定のアクションです。 イベントは、ホストされたコントロールによって発生します。UIIアクションのアクション コールを作成し、アクション コールをイベントに関連付けることによってイベントが発生すると、UII アクションを実行できます。 各ホストされたコントロール タイプが利用できる定義済みアクションおよびイベントに関する詳細は、「ホストされたコントロールの種類とアクション/イベント リファレンス」を参照してください。
また、Unified Service Desk で、ホストされたコントロールの定義済み UII アクションとイベントを表示できます。 詳細情報: ホストされたコントロールの定義済みのアクションとイベントの表示
Unified Service Desk では、ホストされたコントロールの UII アクションまたはイベントの表示や作業の際の組込みヘルプに、ホストされたコントロールのための定義済み UII アクションとイベントに関するヘルプが用意されています。 詳細情報: アクションとイベント用埋め込みヘルプの表示
Note
Unified Service Desk の定義済みのホストされたコントロールの大半には、既定という名前の定義済みアクションがあり、このアクションは、既定としてマークされたホストされたコントロールのアクションを呼び出します。 定義済みのホストされたコントロールのために、どの定義済みアクションも既定としてマークされていないため、定義済みのホストされたコントロールで既定のアクションを呼び出すと、個々のホストされたコントロールが呼び出されます。 ただし、ユーザー定義による Unified Service Desk のホストされたコントロールでは、アクションを定義して既定として設定すると、ユーザー定義によるホストされたコントロールで既定アクションが呼び出されるとき、そのアクションを呼び出すことができます。 詳細情報: USD のホストされたコントロール (ホストされたコントロール)
参照
ホストされたコントロール
操作
イベント
エージェント アプリケーションの構成に関する入門情報
Unified Service Desk の構成チュートリアル
ホストされたコントロールの種類とアクション/イベント リファレンス