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AccControl タグ

AccControl タグは、Microsoft Active Accessibility (MSAA) から IAccessible インターフェイスを使用します。 AccControl タグは次のものがあります:

  • ユーザーが使いやすいコントロール名を定義する Name プロパティ。

  • アプリケーションの IAccessibility ツリー内のコントロール用の検索パスを定義するための <Path> タグ。 <Path> タグには FindWindow タグ および Next タグ が含まれます。

次の XML 例は、AccControl タグを使用したコントロール定義を示しています。

<AccControl name="Control Name">  
   <Path>   
      <FindWindow>  
         <CaptionStartsWith>Customer App</CaptionStartsWith>  
      </FindWindow>  
      <Next/>  
      <Next match="2">Customer Name:</Next>  
   </Path>  
</AccControl>  

Note

Path タグの一部の要素には<match>属性があり、これを使用すると検索の説明にカウンターを追加できます。 以下の例の両方は同じ結果を返しますが、最初の例では <match> タグを実装します。

例 1

<Caption match="2">Test Application</Caption>  

例 2

<Caption>Test Application</Caption>  
<Caption>Test Application</Caption>  

<match> を指定しない場合、既定値は 0 です。

AccControl タグ上の String) メソッドは、role="radio button" または role="check box" がノードに含まれていない限り、常に従属 IAccessible ノード上の get_accValue メソッドにマッピングされます。 これらの場合、ノードの状態が選択されているかに応じて、String) メソッドは True または False を返します。

AccControl タグ上の String) メソッドは、role="radio button" または role="check box" がノードに含まれている場合を除き、常に従属 IAccessible ノード上の set_accValue メソッドにマッピングされます。 ラジオ ボタンの場合、ラジオ ボタンは True または False 値に割り当てることができないため、UnsupportedControlOperation 例外が発生します。

次の例では <Path> タグの RELAX NG XML コードを表示しています。

# RELAX NG XML grammar for Path  
# https://relaxng.org/compact-tutorial-20030326.html  
#  
grammar   
{  
   start = Path  
   Path = element Path   
   {   
      FindWindow* & element Next   
      { attribute match { xsd:integer }?,  
        attribute offset { xsd:integer  }?,text? }*   
   }  
}  

関連項目

Win DDA
データ駆動型アダプター (DDA) の使用