在庫エイジング レポート ストレージ
Microsoft Dynamics 365 Supply Chain Management では、在庫のエイジング レポート ストレージを実行して、フォームとグラフとして出力できるようにします。 フォームでは、コンフィギュレーションされているレイアウトに応じて、列と集計残高が動的に調整されます。 チャートは、フィルター処理をサポートする視覚概要を提供します。詳細にドリルダウンすることができます。 さらに、在庫エイジング レポートという名前のデータ エンティティを使用すると、実行された在庫エイジング レポート ストレージ レポートの結果を Microsoft Excel ファイルや PDF ファイルなどの形式でエクスポートできます。
在庫エイジング レポート ストレージ レポートを実行するこの方法は、出力に多数の行が含まれている場合に便利です。 たとえば、倉庫として作成された 50,000 個の品目と 300 軒の店舗がある場合、出力には多くの明細行が含まれ、在庫エイジングは、品目、サイト、および倉庫ごとに要求します。
在庫金額レポート ストレージ機能をオン/オフにする
この機能を使用するには、システムでオンにする必要があります。 Supply Chain Management バージョン 10.0.32 では、既定で有効になっています。 Supply Chain Management バージョン 10.0.36 では、この機能は必須であり、オフにすることはできません。 10.0.36 より以前のバージョンを使用している場合、管理者は機能管理ワークスペースで在庫エイジング レポート ストレージ機能を検索して、この機能をオンまたはオフにすることができます。
在庫エイジング レポート ストレージの実行
Cost Management > 照会とレポート > 在庫エイジング レポート ストレージ の順に移動します。
新規を選択します。
プロセス ID – 名前フィールドに、レポートの一意な名前を入力します。
ID – ID レポートを選択し、必要に応じてフィルター処理します。
レポートの実行は、常にバッチ ジョブで行われます。
バッチ ジョブが完了すると、出力は在庫エイジング レポート ストレージ ページに表示されます。
従来のグリッド レイアウトを持つフォームとして出力を表示するには、詳細の表示を選択します。 集計グラフとして出力を表示するには、グラフの表示を選択します。
注記
フォームには、レポート レイアウトで定義されている小計は含まれません。
在庫エイジング レポート データ エンティティを使用すると、プロセス ID – 名前フィールドのフィルターを、データ管理がサポートする形式に適用することにより、在庫エイジング レポート ストレージ レポートをエクスポートできます。