サンプル: カスタム期間の目標データを、対象の売上に対してロールアップする
このサンプルは、対象の売り上げに対するカスタム期間の目標のデータをロールアップする方法を示します。 サンプルは ここ からダウンロードできます。
このサンプルではシステムに存在しない追加のユーザーが 3 人必要です。 次にそのまま示すように、必要になった 3 人のユーザーを Office 365 で手動で作成します。 yourorg
を組織名で置換します。
名: Nancy
姓: Anderson
セキュリティ ロール: Salesperson
ユーザー名: nanderson@yourorg.onmicrosoft.com
名: David
姓: Bristol
セキュリティ ロール: Salesperson
ユーザー名: dbristol@yourorg.onmicrosoft.com
名: Kevin
姓: Cook
セキュリティ ロール: SalesManager
ユーザー名: kcook@yourorg.onmicrosoft.com
このサンプルを実行する方法
すべてのサンプルのローカル コピーを取得してビルドするには、次の手順を実行します。
- サンプル リポジトリをダウンロードまたは複製して、ローカル コピーを用意します。
- (オプション) dataverse/App.config ファイルを編集して、接続先のインスタンスまたは組織を指定した接続文字列を定義します。
- サンプル ソリューションを Visual Studio で開き、F5 キーを押してサンプルを実行します。 Dataverse/App.config 内に接続文字列を指定した後、サンプルを実行すると、その接続情報が使用されます。
dataverse/App.config ファイル内に接続文字列を指定しない場合は、サンプルを実行するたびにダイアログが開き、接続先のインスタンスまたは組織についての情報と、使用する資格情報についての情報を入力する必要があります。 このダイアログには以前の接続がキャッシュされているため、以前に使用した接続を選ぶことができます。
このサンプルの概要
このサンプルは、対象の売り上げに対するカスタム期間の目標のデータをロールアップする方法を示します。
このサンプルがどのように動作するか
このサンプルの概要 で説明されているシナリオをシミュレートするために、サンプルは次のことを行います。
セットアップ
- 組織のバージョンをチェックします。
- Office 365で手動で作成された、セールス マネージャーおよび 2 名のセールス担当者を取得します。
- 抜き取り出荷単位一覧を作成し、既定の出荷単位 ID を取得します。
- いくつかの製品および新しい値引き表を作成します。
PriceLevel
は、価格表を作成します。ProductPriceLevel
は最初の製品の価格表品目を作成して大口値引きを適用します。- 営業案件の潜在顧客 ID に対する取引先企業行を作成します。
- ユーザーが指定した売上見込みと共に新しい営業案件を作成します。
- カタログ製品を作成して、価格表を上書きします。
- 調整値引きが適用された新しいリスト外提案製品を作成します。
使用方法
- 指標を作成し、金額のデータの種類を
Money
に設定します。 - 予想される値と実績値を対象にするロールアップ フィールドを作成します。
GoalRollupQuery
は、目標ロールアップ クエリを作成し、営業担当者の領域で営業案件を見つけます。- 3 つの目標を作成します。1 つの親目標と、2 つの子目標です。
RecalculateRequest
は目標のロールアップを計算します。
クリーン アップ
セットアップで作成されたサンプル データを削除するオプションを表示します。 サンプルによって作成されたテーブルとデータを調べる場合、削除はオプションです。 手動でレコードを削除することで同じ結果を得られます。