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複数ファイルのアップロードを処理する

有効対象 パブリック プレビュー 一般提供
ユーザー向けで、自動的に有効化される 2024 年 4 月 5 日 -

ビジネス バリュー

AL 開発者が Business Central で複数のファイルのアップロードを処理できる機能により、柔軟性と使いやすさが向上します。 この機能強化は、複数ファイルのアップロード機能を必要とするアプリケーションやカスタマイズの作業を行う開発者に役立ち、組織にとっては生産性とユーザー エクスペリエンスの向上という価値があります。

機能の詳細

開発者は、複数ファイルのアップロードを処理できます。 この改善により、AL 開発者は Business Central 内でより柔軟でユーザー フレンドリーなインターフェイスを作成できるようになります。 特定のアクションを指定すると、ユーザーは複数のファイルを同時にアップロードできるようになり、効率が向上します。

この機能は、ユーザーが複数のファイルを同時にアップロードする必要があるアプリケーションやカスタマイズの作業を行っている開発者にとって特に価値があります。

FileUploadAction アクションの AllowMultipleFiles プロパティを使用すると、開発者は、アクションが単一のファイルを処理できるか、または複数のファイルを処理できるかを指定できます。 開発者は、AllowedFileExtensions プロパティを使用して、アップロードできるファイルの種類を指定できます。 FileUploadAction プロパティの OnAction トリガーがファイルの一覧と共に呼び出されます。

page 50102 HappyMultiFileUploadPage
{
    PageType = Card;
    SourceTable = Item;
    UsageCategory = Administration;

    layout
    {
        area(content)
        {
        }
    }

    actions
    {
        area(Processing)
        {
            fileuploadaction(ProductImageUpload)
            {
                Caption = 'Upload product image';
                AllowMultipleFiles = true;
                AllowedFileExtensions = '.jpg', '.jpeg', '.png';
                trigger OnAction(Files: List of [FileUpload])
                var
                    CurrentFile: FileUpload;
                    TempInStream: InStream;
                begin
                    foreach CurrentFile in Files do begin
                        CurrentFile.CreateInStream(TempInStream, TEXTENCODING::UTF8);
                        // Code here to handle the file
                        Message('%1 has a length of %2', CurrentFile.FileName, TempInStream.Length)
                    end;
                end;
            }
        }
    }
}

アプリに複数のファイル アップロードのサポートを追加して、ファイル アップロードのダイアログで複数のファイルをサポートすることができます。 この関連するリリース計画の次のマイナー アップデートでは、ベース アプリケーションでこれがサポートされる予定です。

フィードバック

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