サプライ チェーンを通じて商品を追跡する
有効対象 | パブリック プレビュー | 一般提供 |
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ユーザー向けで、管理者、作成者、またはアナリストによる有効化/構成が必要 | 2024 年 7 月 15 日 | - |
ビジネス バリュー
企業は、法律 (EU やドイツのサプライ チェーン法など) を遵守するというプレッシャーにさらされています。特に、欠陥のある製品や安全でない可能性のある製品をリコールしたり、製品を特定の文書にリンクする義務は重要です。 Dynamics 365 Supply Chain Management のサプライ チェーン トレーサビリティ機能では、製品のバリュー チェーン全体にわたってビジネス データや業界固有のデータを収集できます。これは、規制監査やコンプライアンス プロセスに役立ちます。 コンプライアンス以外にも、サプライ チェーンのトレーサビリティにより、企業は効率性、回復力、応答性、持続可能性など、幅広いビジネス目標を達成できるようになります。
機能の詳細
サプライ チェーンのトレーサビリティ機能では、サプライ チェーンにおける製品や商品の移動を追跡して、材料の出所、仕入先の調達慣行、変換プロセスに関する情報を収集できます。 これにより、次のような機能やメリットがもたらされます。
- 正確な追跡: バリュー チェーン全体にわたって、また商品のライフサイクル全体にわたって、個別の識別子 (シリアル番号やバッチ番号など) に基づいて保管過程を追跡および文書化できます。
- 製造実績 BOM の登録: 各シリアル番号とバッチ番号に対して、構成系図情報 (製造実績 BOM) とアクティビティ イベント (調達、生産、流通など) を文書化できます。 それぞれの部品の出所を遡って調べることができます。
- 前方検索と後方検索: 使用場所機能を使用して、バリュー チェーン全体にわたる材料の消費を追跡し、欠陥のある部品の影響を受ける可能性がある完成品や半完成品を検索できます。
- シンプルな統合: 強力なサプライ チェーン トレーサビリティ API を使用して外部システムと統合できます。 これには初期セットアップと構成が必要になりますが、高度な柔軟性とカスタマイズ性が提供されることで、特定のビジネス ニーズへの対応がしやすくなります。
関連項目
トレーサビリティの概要 (ドキュメント)