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販売注文と製造オーダーの次のステップを提案する

重要

このコンテンツはアーカイブされており、更新されていません。 最新のドキュメントについては、「Business Central の新機能および変更された機能」を参照してください。 最新のリリース計画については、「Dynamics 365、Power Platform、Cloud for Industry のリリース計画」を参照してください。

有効対象 パブリック プレビュー 一般提供
ユーザー向けで、自動的に有効化される 2023年9月8日 2023年10月2日

ビジネス バリュー

販売注文や製造オーダーにより迅速に応えることで、顧客満足度を向上させます。 Business Central は注文品目の在庫状態を自動的に監視し、それに応じて次のステップを提案します。

機能の詳細

Business Central には、入庫商品を一括で予約して割り当てるのに役立つ予約ワークシートが用意されているため、販売注文や製造オーダーに対して確実に数量を確保できます。

在庫で予約した数量に基づいて、Business Central のドキュメントに状態が表示されるため、次のステップがすぐにわかります。 たとえば、Business Central は、販売注文を出荷したり、ジョブ、組み立て、または製造オーダーの作業を開始したりできることを示します。 状態は、製造オーダーや組立注文の在庫不足による偶発的な部分出荷や保留のリスクを軽減するのにも役立ちます。

シナリオ: 営業担当者または生産プランナーは、需要伝票の状態を確認し、消費の転記や倉庫伝票の作成などの次のステップに進みます

新しい在庫から予約フィールドは、特定の注文または注文明細行について出荷またはピッキングできるかどうかを把握するのに役立ちます。 明細行の場合、情報ボックスで在庫から予約フィールドを使用できます。 たとえば、販売注文の場合は、販売明細行の詳細情報で確認できます。

情報ボックス

在庫から予約フィールドには次のオプションがあります。

  • 全て: 手持在庫から未処理の数量が完全に予約されます。
  • 部分: 手持在庫から未処理の数量が部分的に予約されます。
  • なし: 未処理の数量はまったく予約されないか、発注書などの他の元伝票から予約されます。

ドキュメント全体の状態に関する情報を取得するには、ドキュメントの統計ページに追加された在庫から予約フィールドを確認します。

統計

在庫から予約フィールドには、次のいずれかの値を指定できます。

  • 全て: すべての明細行で在庫からの予約が全てに設定されます。
  • なし: すべての明細行で在庫からの予約がなしに設定されます。
  • 部分: 他のすべてのケース。

シナリオ: 処理の準備ができた伝票は自動的に次の段階に進みます

次の組み合わせがすでに使用できます。

  • 販売と売掛金の設定ページで空白に設定された既定の出荷数量
  • 在庫から予約された販売ドキュメントの出荷数量を更新する使用可能販売予約レポート。
  • ドキュメントから実行でき、出荷のみを転記するか、請求書を含めることもできる、販売注文の一括転記タスク。

購入返品依頼と使用可能購入予約レポートでも、同じ組み合わせを使用できます。

現在、次のページとレポートにも在庫から予約フィールドを追加しました。

  • 在庫プットアウェイ/ピッキング/移動の作成レポートでは、在庫から予約フィルターが要求ページにあるため、Business Central は在庫で数量が利用可能な明細行に対してのみ在庫ピッキングを作成します。
  • [ピッキング ワークシート] ページから開く倉庫ピッキングの作成ページでは、在庫から予約フィルターは要求ページにあります。
  • 倉庫出荷の作成ページでは、出荷を一括で作成したり、ジョブ キューを使用して出荷をスケジュールしたりできる新しいレポートを追加しました。 また、在庫から予約フィルターを要求ページに追加しました。
  • 消費仕訳帳ページから開く消費量計算ページでは、在庫から予約フィルターを要求ページに追加しました。
  • ジョブ仕訳帳ページから開くジョブ残り使用量計算ページでは、在庫から予約フィルターを要求ページに追加しました。

倉庫出荷タスクを作成する

シナリオ: 在庫から一括で予約を行う

このプロセスは予約に依存するため、一括での予約に役立つ新しい予約ワークシート ページを追加しました。

需要の取得アクションを選択し、利用可能な在庫から予約する予定の需要の種類を指定します。

予約ワークシート

要求ページではフィルターを指定できます。たとえば、予約ワークシートのバッチ内の日付や品目カテゴリなどです。 さまざまな目的のために複数のバッチを作成できます。 たとえば、製造オーダーを週単位で割り当て、販売用に毎日予約することができます。

バッチ フィルター

在庫を予約できる需要をインポートした後、割り当てアクションを選択して割り当てを実行できます。 既定の割り当てポリシー、またはそれらの組み合わせを使用できます。

割り当てポリシー

既定のポリシーは次のとおりです。

  • 基本 (競合なし)
  • 均等

基本

競合がなく、需要に完全に対応できる場合にのみ、在庫を需要に割り当てます。 たとえば、数量が 10 個の販売注文 A と、数量が 7 個のジョブがあるとします。 在庫が 20 個ある場合、両方の需要が完全な数量を受け取ります。 在庫が 12 個ある場合は、どちらの需要も在庫を受け取らないため、手動で数量を割り当てる必要があります。

均等

利用可能な在庫を需要に均等に分配します。 基本の割り当ての例を再利用しましょう。 数量が 10 個の販売注文と、数量が 7 個のジョブがあります。 在庫レベルが 20 個の場合、両方の需要が完全な数量を受け取ります。 在庫が 12 個の場合、両方の需要が 6 個を受け取ります。

提案された割り当ては編集できます。 詳細顧客統計の情報ボックスは、意思決定に役立ちます。

完了したら、予約するアクションを選択し、承認がオンになっているすべての明細行を予約します。 予約する元伝票のタイプを指定することもできます。 たとえば、販売注文を最初に処理し、生産コンポーネントを後で処理することができます。

実行 - 予約

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関連項目

品目の予約 (ドキュメント)