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インポート中に予算明細行を要約する

適用対象 : リソース/非在庫ベースのシナリオに使用する Project Operations、見積請求に対応する小規模のデプロイ。

見積もり、見積明細の詳細、契約明細の詳細など、さまざまなソースから予算明細をインポートできます。 これらの各ソースには多くの行を含めることができます。

たとえば、すべてのリソースをタスクに割り当てると、リソースごとに見積りが得られます。 ただし、タスク レベルなどのより高いレベルで予算を追跡したい場合もあります。 この場合、予算行をインポートするときに集計機能を使用して、タスクごとにグループ化することができます。 このようにして、タスクのすべてのリソースの見積りが 1 つの予算行を形成します。 予算行の数がタスクの数と等しいため、管理が容易になります。

インポート処理中に予算明細行を要約する

要約オプションは、インポート プロセスの一部として使用できます。 インポート中に予算明細を要約するには、次の手順に従います。

  1. Microsoft Dynamics 365 Project Operations にサインインします。

  2. 左側のナビゲーションで、エリアを プロジェクト に変更します。

  3. 予算を作成するためのプロジェクトを選択します。

  4. プロジェクト ページのアクション ウィンドウで、予算の作成 を選択します。

  5. インポートを選択します。

    表示されるインポート ダイアログ ボックスには、要約処理 の 2 つのセクションがあります。1 つはコスト予算明細、もう 1 つは営業予算明細です。

  6. コスト予算明細のインポート オプション セクションで、 時間経費材料 コスト予算明細の要約処理オプションを選択します。

  7. 営業予算明細のインポート オプション セクションで、 時間経費材料 営業予算明細の要約処理オプションを選択します。

トランザクション クラスごとに、要約処理オプションとして表示されるディメンションは、予算一致の優先順位に基づいています。 優先順位の低い一致優先順位ディメンションを選択した場合、優先順位の高いすべてのディメンションも要約オプションと見なされます。

予算行は、予算一致の優先順位に基づいて実行される実際の一致が成功するように要約されます。

注意

デフォルトでは、コスト予算行と営業予算行の両方の予算一致優先順位は、プロジェクト パラメータ レベルで定義されます。 プロジェクト レベルで定義された予算一致の優先順位が優先されます。 詳細については、予算ラインの一致の優先度 をご覧ください。