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リストの概要

リストは、不正行為と戦い、ビジネス ポリシーを適用するために使用する情報を管理するのに役立ちます。 たとえば、安全であると考えるリスクの高い支払い方法やユーザーのメール アドレスを追跡するリストを作成できます。 その後、リストをコンマ区切り値 (CSV) ファイルとしてアップロードし、ルール参照して意思決定を自動化できます。

Microsoft Dynamics 365 Fraud Protection のインスタンスに複数の環境がある場合は、環境スイッチャーを使用して特定の環境にリストを作成できます。 リストは、同じ環境で定義されているルールでのみ参照できます。

Dynamics 365 Fraud Protection では、カスタム リストとサポート リストの 2 種類のリストを作成できます。

カスタム リスト

カスタム リストは、ユーザーが作成および定義します。 任意の数のカスタム リストをアップロードし、ビジネス ニーズや不正行為防止戦略に固有のデータを入力できます。 たとえば、メール アドレス、IP アドレス、製品 ID、および各エントリに関連付けられている追加の値を含むカスタム リストを作成できます。 カスタム リストを管理する方法については、「カスタム リストの管理」を参照してください

サポート リスト

サポート リストは、開始に役立つ Dynamic 365 Fraud Protection に含まれる定義済みのリストです。 メール アドレス、支払い方法、IP アドレス、ユーザー ID、デバイス ID の各エンティティのサポート リストがあります。 エンティティには、セーフ、ブロックまたはウォッチ状態を割り当てることができます。 サポート リストを管理する方法については、「サポート リストの管理」を参照してください