リース帳簿の設定
リース帳簿には、リースの計上方法を決定する会計ポリシーが含まれています。 現金主義会計に加えて、資産リースは次の基準をサポートしています。
- 米国の一般会計原則 (US GAAP)
- Accounting Standards Codification Topic 842 (ASC 842)
- ASC 840
- 国際財務報告標準 16 (IFRS 16)
- 国際会計標準 17 (IAS 17)
リース帳簿を作成するには、次の手順に従います。
資産リース > 設定 > リース帳簿の順に移動します。
新規 を選択して帳簿を追加します。
次のフィールドを設定します。
氏名 説明 転記階層 使用する転記階層を選択します。 リースに関連付けられている各帳簿は、特定の転記階層に対して設定されます。 各転記階層には、さまざまな転記目的があります。 リースタイプ リースを自動的に分類するか、またはファイナンスおよびオペレーティング リースのどちらとして定義するかを選択します。 会計フレームワーク 帳簿に関連付けられているフレームワークを選択します。 リース期間/耐用年数の設定 リースの種類が 自動 に設定されている場合、および資産の耐用年数におけるリース期間がこのフィールドに入力された割合以上である場合、このリースはファイナンス リースとして分類されます。 現在の値/資産 公正価値設定 リースのタイプを決定するしきい値を定義するには、整数を入力します。 将来の最小リース支払の現在の値が、帳簿の設定で定義されたユーザー定義の値よりも大きく、かつ、その帳簿のリース分類が自動に設定されている場合は、リースがファイナンス リースとして分類されます。 短期的なしきい値 短期リースのしきい値として使用する月数を入力します。 リース期間がここで入力した月数以下である場合は、リースが短期リースとして分類され、繰延賃貸処置が適用されます。 低い値のしきい値 少額リースのしきい値として使用する金額を入力します。 資産の公平価値がここで入力した値以下である場合、またはその値である場合は、リースが少額リースとして分類され、繰延賃貸処置が適用されます。 仕入先に支払う このオプションを はい に設定すると、各リースで指定された仕入先勘定に対して、請求書としてリース支払を転記できるようになります。 リース支払を転記すると、仕入先勘定の貸方に転記されます。 このオプションを いいえ に設定した場合は、リース転記パラメーター ページの リース支払 転記タイプに指定された勘定が代わりに貸方に転記されます。 方法 リース開始日の規則を選択してください。 - なし - リースの開始日を変更日として使用します。
- 満 1 か月 - 開始日は、はリースを開始した月の最初の日になります。
なし を選択すると、負債の償却スケジュールや資産減価償却スケジュールが月末ではなく、月の途中で経費を見越計上して転記してしまうリスクがあります。 月全体 を選択すると、システムによってその月の初日にリースの勘定が開始され、月の経費全体が見越計上され、その月の最後の日に転記されます。
注: 方法の機能は、Feature Managementを通じて有効 する必要があります。 管理機能 ワークスペースで、資産リースのリース規則 機能を探して選択し、今すぐ有効にする を選択します。