Dynamics 365 Supply Chain Management で在庫仕訳帳データをアーカイブする
この記事では、Dynamics 365 Supply Chain Management で在庫仕訳帳データをアーカイブする方法について説明します。
前提条件
在庫仕訳帳データをアーカイブする前に、以下の前提条件を満たす必要があります:
- アーカイブが必要な在庫仕訳帳の元帳期間を閉じる必要があります。
- 期間は、アーカイブの期間 "開始" 日の少なくとも 1 年前でなければなりません。
Dynamics 365 Supply Chain Management で機能をオンにします
- 財務と運用アプリで、機能管理 にアクセスします。
- アーカイブサービス全体を統合するために、Dataverse 長期保存機能付きアーカイブを選択します。 この機能により、サポートされているすべての財務と運用の機能シナリオで、Dataverse の長期保存によるアーカイブが可能になります。
これで、Dataverse 長期保存でアーカイブする ワークスペースは、財務と運用アプリの ワークスペース リストで使用できるようになります。
アーカイブ ジョブの設定
在庫仕訳帳レコードを Dataverse 長期保存に移動するには、以下の手順に従います。
- ワークスペース>Dataverse 長期保存でアーカイブする に移動します。
- 在庫仕訳帳 を選択します。
- 新しい長期保存ジョブ を選択すると、ウィザードが開き、Dataverse 長期保存で新規在庫仕訳帳アーカイブ ジョブをスケジュールできます。
- ジョブの名前を入力し、次へ を選択します。
- 削除する必要がある在庫仕訳帳の期間を選択し、次へ を選択します。
- ジョブの開始日時を入力し、次へ を選択します。
- アーカイブ ジョブをスケジュールするには、完了 を選択します。
長期保有ジョブが作成された旨のメッセージが表示されます。
長期保有ジョブのステータスの表示
長期保有の結果を見るには、以下の手順に従ってください。
- ワークスペース>Dataverse 長期保存でアーカイブする>在庫仕訳帳 に移動します。
- 長期の保有ジョブの一覧が表示されます。 ジョブの状態 フィールドが 完了 になっているジョブを選択します。
- 結果 でリンクを選択します。
- 在庫仕訳帳のアーカイブ状況情報を表示します。
- 詳細ログの表示 を選択すると、アーカイブ ジョブのメッセージ ログが表示されます。 このログは、長期保有ジョブの手順を詳細に説明します。
履歴テーブルの履歴データの表示
Dataverse 長期保存を使用して在庫仕訳帳データがアーカイブされると、アーカイブされたデータが Dynamics 365 Supply Chain Management データベースの履歴テーブルにレプリケートされます。 その後、ユーザーは照会ページを使用して、アーカイブされたデータを表示できます。
履歴データを表示するには、以下の手順に従ってください。
- ワークスペース>Dataverse 長期保存でアーカイブする>在庫仕訳帳 に移動します。
- 長期の保有ジョブの一覧が表示されます。 ジョブの状態 フィールドが 完了 になっているジョブを選択します。
- 履歴テーブルのデータを表示するには、履歴データを表示する を選択します。
キャパシティ レポート
Dataverse 長期保存を使用してアーカイブされた在庫仕訳帳テーブルによって消費されるキャパシティは、プラットフォーム管理センターのデータベース ストレージ キャパシティ レポートの下に表示されます。 財務と運用テーブルのライブ テーブルと履歴テーブルで消費されるキャパシティは、Power Platform 管理センター キャパシティ レポートの 財務 セクションで確認できます。