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コンフィギュレーション データ プロジェクト

コンフィギュレーション データ プロジェクトは、アプリケーションのインスタンス間における会社のコンフィギュレーション データの移動を管理するために使用します。 これらは、次のシナリオをサポートすることを目的としています。

  • コンフィギュレーションのエクスポート - エンティティのコンフィギュレーションを作成し、データ管理フレームワークを使用してコンフィギュレーションをパッケージにエクスポートします。
  • コンフィギュレーションのインポート – コンフィギュレーション パッケージをアップロードして、およびデータ管理フレームワークを使用して、パッケージをインポートします。

コンフィギュレーション データ パッケージは、データ管理ワークスペースでデータのインポートおよびエクスポート プロジェクトを使用して作成されます。 データのインポート および データのエクスポート ページを使用すると、会社と共有データの移動を管理するために必要なエンティティを追加および削除できます。 コンフィギュレーションでエンティティの一覧を作成した後は、データ管理フレームワークを使用してパッケージを作成するコンフィギュレーションをエクスポート、またはインポートすることができます。 パッケージをローカルにエクスポートしてから、インポートのために別のインスタンスに移動することができます。

コンフィグレーション データ テンプレートは、データ プロジェクトで使用できる各モジュール領域のエンティティの事前定義リストです。 データ管理 ワークスペース内の テンプレート ページを使用することにより、これらのテンプレートを作成、表示、および修正することができます。

重要

既定のコンフィギュレーション テンプレートは、Microsoft Dynamics 365 Finance、Enterprise Edition 2017 年 7 月更新プログラムで配信されました。 コンフィギュレーション データ プロジェクト機能は、Microsoft Dynamics 365 for Operations プラットフォーム更新プログラム 7 でが利用可能です。 現在の製品リリースで、自分自身のテンプレートを作成および使用することができます。

コンフィギュレーション データ プロジェクトを操作するためのプロセス

コンフィギュレーション データ プロジェクトの使用を開始するときは、このプロセスに従うことをお勧めします。

  1. 新しいデータ コンフィギュレーション ユーザー インターフェイス (UI) を取得して既定のファイル拡張子を設定することで、システムを設定します。
  2. エクスポートおよびインポートの両方の構成テンプレートを設定します。
  3. エクスポート用のコンフィギュレーション データ プロジェクトを作成して実行します。
  4. インポート用のコンフィギュレーション データ プロジェクトを作成して実行します。

この記事の残りの部分では、データ管理ワークスペースについて説明し、データ構成プロジェクト用にシステムを設定する方法について説明します。

コンフィギュレーション テンプレートを設定する場合は、コンフィギュレーション データ テンプレートを参照します。 構成データ プロジェクトの作および成実行の準備ができている場合は、 会社間または法人間での構成データのコピー を参照してください。

データ管理ワークスペースの概要

データ管理 ワークスペースは、データ管理の重要なタスクへのアクセスを提供します。 また、プロジェクトおよびプロジェクト実行タスクに関する情報も提供します。

コンフィギュレーション データ プロジェクトを作成した後、データ管理ワークスペースのデータ プロジェクトグリッドに表示されます。 プロジェクトごとに、コンフィギュレーション (インポートまたはエクスポート) のタイプ、およびプロジェクト カテゴリ (プロジェクトコンフィギュレーション統合、またはその他) が表示されます。 適切なプロジェクトでフィルター処理するには、グリッドの左側にある選択を使用します。

プロジェクトを開くには、プロジェクトを選択し、プロジェクトの読み込み を選択して、インポートまたはエクスポート ページを開きます。 削除 ボタンを使用して、選択したプロジェクトを削除します。 また、ダウンロード ボタンを使用してプロジェクト定義をダウンロードすることができます。

ジョブ履歴 を使用して、実行したプロジェクトの詳細を確認します。 データ プロジェクトが実行された日付でフィルター処理するには、データ範囲フィルターを使用します。 実行の詳細を表示するには、ジョブを選択してから 実行の詳細 メニューを使用できます。

タスクのエクスポートについては、ダウンロード ページボタンを使用して、データ ワークスペースからデータをダウンロードできます。

システムを設定し、コンフィギュレーション データ プロジェクトを管理

開始する前に、新しいデータ コンフィギュレーション UI にアクセスできること、および既定データ ソースを設定していることを確認してください。

新しい UI を取得します

データ管理 ワークスペースと、テンプレートデータ エクスポート、およびデータ インポート のページを更新して、これらが構成管理をサポートするようにしました。 ただし、更新されたページは拡張ビューでのみ使用できます。 標準ビューは、以前のリリースから更新されていません。

単一のユーザー用の新しい UI への変更

システムのデフォルトの表示設定を変更して、法人ごとにユーザーの設定を保存できます。 単一ユーザーのビューを切り替えるには、データ管理 ワークスペースの各ページで 拡張ビュー ボタンを選択する必要があります。

  1. データ管理ワークスペースで、フレームワーク パラメーター タイルを選択します。
  2. すべてのユーザーおよび法人の既定の表示設定を標準から拡張に変更します。

既定のデータ ソースのファイル拡張子を設定

テンプレート および インポート/エクスポート ページでは、データ管理フレームワークを使用して作成されたファイルを選択することでエンティティを追加できます。 さまざまな種類のデータ ソースに対して、次の既定のファイル名拡張子を追加しました。

  • Microsoft Excel データ ソースの .xlsx
  • パッケージ データ ソースの .zip
  • XML データ ソースの .xml
  • コンマ区切り値 (CSV) のデータ ソースの .csv
  • 区切りデータ ソースの .txt

他のファイル名拡張子を使用する場合は、ターゲットのデータ形式として使用される既定ファイル名の拡張子があるので、データ ソースを更新する必要があります。

  1. データ管理ワークスペースで、データ ソースの構成タイルを選択してからデータ ソースを選択します。
  2. 適切なデータ ソースに既定のファイル名拡張子を追加します。