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SPLITLIST ER 関数

SPLITLIST 関数は、指定されたリストをサブリスト (またはバッチ) に分割します。各サブリストには指定されたレコード数が含まれます。 その後、結果をバッチで構成された新しいレコード リスト値として返します。

構文 1

SPLITLIST (list, number)

構文 2

SPLITLIST (list, number, on-demand reading flag)

引数

list: レコード リスト

レコード リスト データ型のデータ ソースの項目の有効なパス。

number: Integer

バッチごとのレコードの最大数

on-demand reading flag: ブール値

サブリストの要素をオンデマンドで生成すべきかどうかを指定するブール値。

戻り値

レコード リスト

レコードの結果リスト。

使用上の注意

返されるバッチのリストには、次の要素が含まれます。

  • 値:リスト

    現在のバッチに属するレコードのリスト。

  • バッチ番号:Integer

    返されたリスト内の現在のバッチ数。

需要の読み取りフラグが True に設定されている場合、サブリストは要求時に生成され、メモリ消費の減少が可能になりますが、要素が順番に使用されていないと、パフォーマンスが低下する可能性があります。

次の図では、明細行データ ソースが、3 つのレコードがあるレコード リストとして作成されます。 このリストは、それぞれ最大 2 つのレコードを含むバッチに分割されます。

バッチに分類されたデータ ソース

次の図は、設計された形式レイアウトを示します。 この形式のレイアウトでは、XML 形式で出力を生成するために作成される 明細行 データ ソースにバインディングされます。 この出力は、各バッチとその中のレコードに対する個々のノードを表示します。

データソースにバインドする形式レイアウト

次の図は、設計された形式が実行される際の結果を示します。

形式を実行した結果

追加リソース

リスト関数