LIST ER 関数
LIST
関数は、指定された引数から作成されたレコードの新しいリストで構成されるレコード リスト値を返します。
構文
LIST (record 1 [, record 2, …, record N])
引数
record 1
: コンテナー (レコード)
レコードデータ タイプのデータ ソースの参照。 この引数は必須です。
record N
: コンテナー (レコード)
レコードデータ タイプのデータ ソースの参照。 これらの追加引数はオプションです。
戻り値
レコード リスト
レコードの結果リスト。
使用上の注意
作成されたリストの構造には、引数で指定されているすべてのレコードの構造で表示されるフィールドのみが含まれます。
例
コンテナー タイプのデータ ソース レコード 1 を入力します。 このデータ ソースには、計算済フィールド タイプの次の入れ子になったフィールドが含まれています。
- コード: このフィールドには、文字列タイプの値を返す式が含まれています。
- 金額: このフィールドには、実数タイプの値を返す式が含まれています。
次に、コンテナー タイプのデータ ソース レコード 2 を入力します。 このデータ ソースには、計算済フィールド タイプの次の入れ子になったフィールドが含まれています。
- 金額: このフィールドには、実数タイプの値を返す式が含まれています。
- IsValid: このフィールドには、ブール値タイプの値を返す式が含まれています。
この場合、式 LIST('Record 1', 'Record 2')
は 2 つのレコードを含む新しいリストを返します。 このフィールドは、呼び出された関数のすべての引数に対して表示される唯一のフィールドであるため、このリストの構造は実数タイプの 1 つの金額フィールドで構成されます。