DATETIMEVALUE ER 関数
DATETIMEVALUE
関数は、指定されたテキスト値を、指定された形式とオプションで指定されたカルチャで、日付/時刻の値に変換した DateTime 値を返します。 サポートされている形式の詳細については、標準 と カスタム を参照してください。
構文 1
DATETIMEVALUE (text, format)
構文 2
DATETIMEVALUE (text, format, culture)
引数
text
: 、
書式設定する値を表すテキスト。
format
: 、
指定されたテキストの形式。 サポートされている形式の詳細については、標準 と カスタム を参照してください。
culture
: 、
指定されたテキストの書式設定に使用されるカルチャ。 サポートされているカルチャの詳細については、カルチャを参照してください。
戻り値
日付時刻
結果日時値。
使用上の注意
呼び出された関数の引数としてカルチャが定義されていない場合、culture
の値は、呼び出し元のコンテキストによって定義されます。 たとえば、ドイツのカルチャを使用するように構成された FILE 要素に対して、電子申告 (ER) 形式の構文 1 を使用して DATETIMEVALUE
関数が呼び出された場合、変換はドイツのカルチャを使用して行われます。 既定の culture
の値は EN-US です。
例 1
DATETIMEVALUE ("21-Dec-2016 02:55:00", "dd-MMM-yyyy hh:mm:ss")
returns 2:55:00 AM(2016年12月21日) に、指定されたカスタム形式およびアプリケーションの既定の EN-US が基になります。
例 2
DATETIMEVALUE ("21-Gen-2016 02:55:00", "dd-MMM-yyyy hh:mm:ss", "IT")
returns 2016年12月21日の午前2時55分 に、指定されたユーザー設定の形式とカルチャに基づいて返されます。
ただし、DATETIMEVALUE ("21-Gen-2016 02:55:00", "dd-MMM-yyyy hh:mm:ss", "EN-US")
は、指定した文字列が、指定したカルチャに対する有効な日時値として認識されていないことをユーザーに通知するための例外をスローします。