JavaScript Web リソースを使用して、アプリケーション内から Dynamics 365 for Customer Engagement のデータにアクセスできます。 JavaScript を使用してデータにアクセスするアプリケーションで使用できる 3 つの Web サービスがあります。 組織データ サービスは Dynamics 365 for Customer Engagement で廃止されています。 Dynamics 365 Customer Engagement Web サービスに接続し、作成、削除、更新、および検索などの共通のビジネス データ オペレーションを実行するメソッドを呼び出すアプリケーションを作成するときは、組織サービスではなく Web API サービスを使用することをお勧めします。
Web サービス | 説明設定 |
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Web API | Web API は Dynamics 365 for Customer Engagement で導入されました。 組織サービスと完全な互換性を持つ RESTful Web サービスを提供します。 HTTP 要求と応答の本文で JSON を使用するので、JavaScript での使用に非常に適しています。 詳細: Web API に関する入門情報 (クライアント側 JavaScript) |
組織のデータ サービス "OData エンドポイント" または "Web リソース用 REST エンドポイント" とも呼ばれます。 |
組織データ サービスは Dynamics 365 for Customer Engagement で廃止されています。 以前のバージョンに関する作業を必要としないソリューションでは、Web API を使用して Customer Engagement データにアクセスしてください。 組織データ サービスは引き続き使用可能であり、以前のバージョン用に記述されたコードが引き続き動作するように、組織データ サービスを使用することができます。 詳細については、Dynamics CRM 2015 SDK のトピック「Web リソースで OData エンドポイントを使用する」を参照してください。 |
組織のサービス | 組織サービスを使用できますが、HTTP の要求と応答は XML を使用して送信され、特定のスキーマと名前空間に従っている必要があるため、JavaScript を使用する Web API よりも大幅に複雑です |
これらの各 Web サービスは、認証を実装するためにコードを含める必要なしに、Web リソース内の Dynamics 365 Customer Engagement (on-premises) アプリケーションによって提供される認証を使用できます。 Web アプリケーション外からの認証でこれらのエンドポイントを使用する方法の詳細は、Dynamics 365 Customer Engagement (on-premises) でユーザーを認証する を参照してください。
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Web API に関する入門情報 (クライアント側 JavaScript)
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URL を使って Dynamics 365 Customer Engagement モバイル クライアントでフォーム、ビュー、およびダッシュ ボードを開く
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JavaScript を使用した、Customer Engagement (on-premises) でのクライアント スクリプト