監査のエンティティおよび属性の構成

[アーティクル]
03/22/2023

監査は、組織、エンティティ、属性の 3 レベルで構成できます。組織レベルはレベルが最も高く、その後にエンティティレベル、属性レベルと続きます。属性の監査が行われるようにするためには、属性、エンティティ、組織の各レベルで監査を有効にする必要があります。エンティティの監査が行われるようにするためには、エンティティレベルと組織レベルで監査を有効にする必要があります。

監査を有効/無効にする方法は組織レベルとエンティティまたは属性レベルで少し異なります。組織レベルで監査を有効にするには、組織レコードの特定の属性を設定します。しかし、エンティティレベルと属性レベルでは、エンティティまたは属性のメタデータのプロパティを設定します。

システム管理者ロールまたはシステムカスタマイザーロールを割り当てられていないユーザーは監査を有効/無効にできません。

監査を有効にする方法

エンティティのメタデータの IsAuditEnabled プロパティと、目的の各属性のメタデータの IsAuditEnabled プロパティを true に設定すれば、そのエンティティのレコードに対するデータの変更をプラットフォームで記録できます。しかし、エンティティの監査を有効にすると、そのエンティティのすべての属性の監査が既定で有効になります。もちろん、一部またはすべての属性の監査を必要に応じて無効にすることもできます。 IsAuditEnabled プロパティは、エンティティまたは属性のメタデータを作成または更新するときに設定できます。この作成または更新には、CreateEntityRequest、UpdateEntityRequest、CreateAttributeRequest、UpdateAttributeRequest の各要求を使用します。

エンティティの属性メタデータを変更した場合は、そのエンティティを PublishXmlRequest で公開しなければなりません。エンティティレベルで IsAuditEnabled プロパティを変更しても公開は必要ありません。通常、カスタマイズと公開は同一のユーザーが行います。しかし、それらの作業を行うユーザーが異なる場合、公開アクションと公開操作の開始ユーザーは監査で記録されますが、更新アクションは記録されません。

さらに、監査を組織レベルで有効にするには、目的の組織レコードの IsAuditEnabled 属性値を true に設定します。

監査を無効にする方法

監査を無効にするには、既に述べたように、IsAuditEnabled を false に設定するだけです。属性の監査を無効にした場合は、エンティティのカスタマイズを公開してください。組織全体の監査を無効にするには、目的の組織のレコードの IsAuditEnabled 属性を false に設定します。

監査できるエンティティ

すべてのカスタムエンティティとカスタマイズ可能なほとんどのエンティティを監査できます。カスタマイズ可能なエンティティの一覧については、" どのエンティティがカスタマイズ可能か?"を参照してください。

次の表は監査できないカスタマイズ不可能なエンティティの一覧を示します。この表は、各エンティティのメタデータの CanModifyAuditSettings 属性値が false かをテストして求めたものです。

ActivityPointer
Annotation
BulkOperation
カレンダー
CalendarRule
CustomerOpportunityRole
割引
DiscountType
IncidentResolution
KbArticle
KbArticleComment
KbArticleTemplate
通知
OpportunityClose
OrderClose
ProductPriceLevel
QuoteClose
RecurrenceRule
リソース
ResourceGroup
ResourceGroupExpansion
ResourceSpec
SalesLiteratureItem
SalesProcessInstance
Service
件名
テンプレート
UoM
UoMSchedule
ワークフロー
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監査のエンティティおよび属性の構成

監査を有効にする方法

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