ロイヤルティ カードの定義
この記事では、Microsoft Dynamics 365 Commerce でポイント カードを定義する方法について説明します。
ロイヤルティ カードは、カード所有者に、カードに割り当てられているロイヤルティ プログラムに参加する権利を付与します。 ロイヤルティ カードは匿名で発行することが、または特定の顧客に割り当てることができます。 特定のカードのロイヤルティ トランザクションおよびカードに蓄積されたロイヤルティ ポイントの集計を表示できます。 ロイヤルティ カードを任意のチャネルから販売することができます。 また、ロイヤルティ カードを手動で調整して、顧客を別の層にアップグレードしたり、ロイヤルティ ポイントを追加し、ロイヤルティ ポイントの残高をカードからカードへ移動することができます。
ロイヤルティ カードの設定
Commerce headquarters のロイヤルティ カードを設定するには、以下の手順に従います。
小売とコマース>顧客>ロイヤルティ>ロイヤルティ カードに移動します。
新規を選択します。
カード タイプ フィールドで、次のタイプのいずれかを選択します。
- カード支払/入金として – デフォルトのタイプ。 カードは獲得した特典ポイントのみを引き換えることができます。
- 窓口支払/入金として – このカードは、同じ顧客に割り当てられているカードで獲得した特典ポイントを引き換えることができます。
- 入札なし – カードは特典ポイントのみを獲得できます。 (つまり、特典ポイントを利用することはできません。)
- ブロック済み – このカードはブロックされています。
オプション: 顧客名 フィールドに、カードに関連付けられている顧客の名前を入力します。
オプション: ロイヤルティ プログラム グリッド、行を追加 を選択、カードに関連付けられたポイント プログラムを追加します。
保存 を選択します。
カードのポイントを調整するには、カード調整`を選択します。
カードに対して発生したすべての獲得、引き換え、および調整トランザクションを表示するには、 カード トランザクションを選択します。
ロイヤルティ カード層を更新します
ロイヤルティ カード層を手動で更新するには、次の手順に従います。
- ロイヤルティ プログラム グリッド、行を追加 を選択、カードに関連付けられたポイント プログラムを追加します。 ロイヤルティ プログラム、ロイヤルティ層、開始日、および終了日を指定できます。
- ロイヤルティ プログラムおよび層を削除するには、行の削除 を選択します。 既存のロイヤルティ プログラムおよび層を更新する場合は、最初に削除してから読み取る必要があります。
ロイヤルティ カード層を自動的に更新して、ロイヤルティ カードの取得、返品、または調整のトランザクションが発生すると、すべてのロイヤルティ カード層が自動的に再計算されるようにすることもできます。 ロイヤルティ カード層の更新バッチ ジョブをスケジュールして、すべてのカードのロイヤルティ層を定期的に更新することができます。
アクティブ チェック マークは、今日の日付に基づいて自動的に計算されます。 ロイヤルティ プログラムごとに、有効層と最大層が アクティブ に設定 されます。
ロイヤルティ層がロイヤルティ カードに対して付与された後、将来のロイヤルティ層の計算では、付与日より後に獲得したロイヤルティ ポイントのみが含まれます。
たとえば、ロイヤルティ カードに 2023 年 11 月 1 日から 2024 年 11 月 1 日の期間で有効な、2023 年 11 月 1 日にダイヤモンド層が付与され、ロイヤルティ カードによって 2023 年 11 月 10 日に別のトランザクションが実行された場合、この機能によって層の計算が再度トリガされます。 2023 年 11 月 10 日の層計算では、2023 年 11 月 1 日から 2023 年 11 月 10 日の間に獲得したポイントだけがシステムに含まれます。 合計ポイントがダイヤモンド層の値のしきい値を満たしていな場合は、ロイヤルティ カードのダイヤモンド層の日付範囲は変わりません。 合計ポイントが再びダイヤモンド層の値のしきい値に達した場合、ロイヤルティ カードのダイヤモンド層付与日付はは 2024 年 11 月10 日になり、2024 年 11 月 10日 まで有効になります。