オンライン チャネルの拡張性
この記事では、Microsoft Dynamics 365 Commerce のオンライン プラットフォームの拡張性について説明します。
Dynamics 365 Commerce プラットフォームは、開発者の拡張性のために豊富なオンライン ソフトウェア開発キット (SDK) を提供します。 また、モジュール ライブラリも提供します。 モジュール ライブラリには、既に作成された一連のモジュール、データ アクション、およびサイトで使用できるテーマが用意されています。
オンライン ページ (ホーム ページ、製品の詳細ページ、カテゴリ ページなど) は、コンポーネント モジュール (ヘッダー、カーセル、コンテンツ ブロック モジュールなど) で構成されます。 これらのモジュールは、データ アクションを使用してデータ (製品データ、評価とレビューなど) をフェッチし、HTML を表示して顧客向けページを表示します。 各モジュールには、ページ作成者またはサイト管理者がサイト ビルダ ツールで設定できるコンフィギュレーション フィールドが含まれています。 これらのフィールドには、モジュールでの画像配置などのレイアウト オプションのフィールド、製品やページへのリンクのフィールド、モジュールで表示される画像または文字列のフィールドがあります。 テーマには、スタイル設定に使用される カスケード スタイル シート (CSS) コードが含まれる場合があります。 また、モジュールのレイアウト上書きも含まれます。
Online SDK
オンライン SDK を使用すると、開発者は e-Commerce モジュール、データ アクション、およびテーマを作成およびカスタマイズできます。
モジュール ライブラリ
モジュール ライブラリには、コンフィギュレーション済みの作成テンプレートとページを使用する運用環境対応のコンポーネントが含まれています。 これらのコンポーネントには、モジュール、データ アクション、およびテーマが含まれます。 開発者はオンライン SDK を使用して、必要に応じて各モジュールおよびテーマをカスタマイズできます。
コマンド ライン インターフェイス ツール
コマンド ライン インターフェイス (CLI) ツールは、オンライン SDK の一部として提供されます。 これらのツールにより、新しいモジュール、データ アクション、およびテーマが作成されます。 サイトのすべてのコンフィギュレーションを 1 つのコンフィギュレーション ファイルにパッケージ化するために使用できる CLI ツールもあります。 その後、Microsoft Dynamics Lifecycle Services (LCS) を使用して、このファイルを生産またはテスト サイトにアップロードできます。