RSAT による並列実行のサポート
重要
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有効対象 | パブリック プレビュー | 一般提供 |
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ユーザー向けで、自動的に有効化される | 2021 年 11 月 1 日 | 2021 年 11 月 1 日 |
ビジネス バリュー
Regression Suite Automation Tool (RSAT) を使用してテスト自動化を実行する企業では、RSAT の実行時に環境を十分に活用できません。 この新しい機能を使用すると、環境で RSAT の複数のインスタンスを実行できます。 これにより、環境をより有効に活用し、ユーザー間で環境を共有して、複数の環境を維持するためのコストを削減できます。 独立した大規模なテスト スイートを順次実行ではなく並列実行できます。 並列実行により、テスト パスを完了するためのエンドツーエンドの実行時間が短縮されます。
機能の詳細
このリリースの RSAT では、環境でのツールの複数のインスタンスの実行がサポートされます。 以前のバージョンの RSAT では、1 つの通信チャネルと 1 回のみの使用を許可する財務と運用テスト環境を使用しており、2 番目のインスタンスを同時に実行しようとすると例外が発生していました。 RSAT によって開始された各テスト実行は、実行用に分離された通信用の独自のブラウザー セッションを生成します。 RSAT がテストを実行している間、環境で手動による作業を続けることもできます。
1 人のユーザーが RSAT アプリケーションを複数回起動し、これらの各アプリケーション インスタンスで異なるテスト スイートを実行できます。
この共用は、複数のユーザーが共有する仮想マシン環境でもサポートされているため、各ユーザーは、他のユーザーがテストを実行している間に RSAT テストを実行できます。 環境で同時に処理できる同時インスタンスの数を構成するオプションが用意されています。 このオプションによって環境リソースの使用を最適化できます。
同時に実行するようにスケジュールされた複数のパイプラインを実行することにより、DevOps パイプラインからテストを実行するときにこの機能を使用することもできます。 これにより、複数のテスト実行を 1 つの環境で並列実行できるため、以前のバージョンよりもすべてのテストを高速に処理できます。
関連項目
Regression Suite Automation Tool (ドキュメント)