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既定の分析コードの設定を細かく制御する

重要

このコンテンツはアーカイブされており、更新されていません。 最新のドキュメントについては、「Dynamics 365 Business Central の新機能と予定されている機能」を参照してください。 最新のリリース計画については、「Dynamics 365 および Microsoft Power Platform のリリース計画」を参照してください。

有効対象 パブリック プレビュー 一般提供
ユーザー向けで、自動的に有効化される 2021 年 3 月 1 日 2021 年 4 月 1 日

ビジネス バリュー

運用および財務上のトランザクションにおける一貫した正確な分析コード値の属性により、Business Central のビジネス データから優れた分析情報が得られます。 この機能を使用すると、管理者および財務/会計担当のユーザーは、後からビジネスの分析とレポート作成で使用される分析コード値の属性を含める必要のあるトランザクションを記録するための前提条件を細かく制御できます。

機能の詳細

値の転記 分析コードが コードが必須 に設定されている場合に、ユーザーが任意の分析コード値を選択できるように許可するのではなく、既定の分析コード ページの 許可されている分析コード値 を使用することで、ユーザーが許可された分析コード値の定義済みリストから選択できるようになりました。この値は、管理部門、財務部門、会計部門が Business Central の特定のマスター データ、ドキュメント、トランザクションの転記に有効な値として選択するものです。

たとえば、Business Central のドキュメントのこの例に示すように、AREA 分析コードを使用して地域ごとに顧客の売上を追跡するとします。 財務部門は、既定の分析コード ページで AREA 分析コードの 値の転記 列にある コードが必須 を選択して、AREA 分析コード値を含めるようにすべての顧客売上トランザクションを設定します。

この例では、北米と南米の両方で事業を行っていて、太平洋地域では行っていない顧客が存在します。 そのような顧客については、既定の分析コード ページで AREA 分析コードの 値の転記 列にある コードが必須 を選択し、許可されている分析コード値 フィールドで 北米南米 のみを選択します。

これにより、Business Central で分析コード値がチェックされ、注文処理担当者は AREA 分析コード値を指定することを求められます。また、注文処理担当者はこの顧客の売上請求書やその他のトランザクションを転記する際に、分析コード値として 北米 または 南米 を選択するよう求められます。

顧客の既定の分析コード ページにある許可された分析コード フィルター列を示しています

選択された (許可された) 分析コード値を表示している、許可された分析コード値ページを示しています

フィードバック

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関連項目

分析コードに関する作業 (ドキュメント)