価格の概要でアクティブな価格を編集し、価格ワークシートを使用して価格の変更を実装する
重要
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有効対象 | パブリック プレビュー | 一般提供 |
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ユーザー向けで、管理者、作成者、またはアナリストによる有効化/構成が必要 | 2021 年 4 月 7 日 | 2021 年 5 月 3 日 |
ビジネス バリュー
ほぼすべての企業は、製品やサービスの価格設定に独自のアプローチを採用しています。 特定の顧客グループに適用する価格表を使用する企業も、販売価格にのみ依存する企業も存在します。 そのため、Business Central では、価格概要とワークシートを使用して、価格と価格表を柔軟に定義して更新することができます。
機能の詳細
機能管理 ページで新しい価格エクスペリエンスの機能更新を有効にすると、機能データの更新 ガイドが開きます。 主に販売価格を使用することを指定するには、既定の価格を使用する トグルをオンにします。 販売価格表を使用する場合は、トグルをオフにします。
機能データ更新の間に場合 既定の価格表を使用する をオンにすると、既存の価格が各領域 (販売、購入、ジョブ) 用の既定の価格表に変換されます。 これにより、以前と同じ方法で価格を編集できます。 販売および売掛金設定、購入および買掛金設定、ジョブ設定 の各ページで、既定の価格表が自動的に指定されるようになります。
注意
価格が品目カードまたはリソース カードのみで設定されている場合、機能データ更新の間、既定の価格表にそれらの価格は含まれません。 ただし、既定の価格表のいずれかを開き、行の提案 アクションを使用して、品目カードまたはリソース カードから価格を追加することができます。 また、新しい価格エクスペリエンスを既に有効にしている場合は、既定の価格表を手動で作成するか、既存の価格表の 1 つを既定として使用することができます。 既存の価格表を既定にするには、既定値の更新を許可する をオンにして、いずれかの設定ページ (たとえば、販売および売掛金設定) でこの価格表を 既定の販売価格表 として選択します。
既定の価格表を使用する がオフになっている場合、適用対象、開始日と終了日、通貨、測定単位、最小数量にs従って、既存の価格が新しい価格表に変換されます。
販売および売掛金設定 ページと 購入および買掛金設定 ページで 有効な価格の編集を許可する トグルをオンにすると、選択されている品目、リソース、顧客、仕入先のコンテキストでの有効な価格表で、価格を編集できます。 トグルがオフになっているときに、価格表の価格を更新するには、価格表の状態を 下書き に変更し、変更を行ってから、価格表を有効にする必要があります。
価格の概要 ページには、すべての価格表の価格の概要が表示されます。 変更または追加する価格のリストを絞り込むフィルターを設定できます。 価格の変更が済んだら、行を検証する を選択して、他の価格表の行に対して価格を検証し、価格計算中に重複やあいまいさが発生するのを回避できます。
注意
有効な価格表の行を編集すると、その行の状態は下書きになり、行を検証する アクションを使用するまで、その行は価格計算で考慮されません。 価格を検証すると、行の状態は有効になり、価格計算で考慮されるようになります。
新しい価格を追加するには、価格の概要 ページの 新しい行の追加 アクションを使用します。 これによって開く 価格ワークシート ページでは、条件に基づいて提案するか、他の価格表からコピーするか、手動で入力することにより、1 つ以上の価格行を追加できます。
価格ワークシート ページで新しい価格を入力した後は、変更を実施する前に、それらを既存の価格と比較できます。 価格変更の実施 アクションを選択すると、他の価格表に対して価格が検証されて、価格計算の間の重複やあいまいさが回避されます。
注意
この機能を使用するには、機能管理で 機能の更新: 新しい販売価格エクスペリエンス を有効にする必要があります。
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関連項目
特別販売価格と割引を記録する (ドキュメント)