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視覚に障碍を持つユーザーに配慮したアクセシビリティの向上

重要

このコンテンツはアーカイブされており、更新されていません。 最新のドキュメントについては、Microsoft Dynamics 365 製品のドキュメントを参照してください。 最新のリリース計画については、Dynamics 365 および Microsoft Power Platform のリリース計画を参照してください。

有効対象 パブリック プレビュー 一般提供
ユーザー向けで、自動的に有効化される 2020 年 7 月 31 日 2020 年 10 月 1 日

機能の詳細

2020 年リリース サイクル 2 では、視覚に障碍を持つユーザーに配慮したアクセシビリティへの取り組みが次の領域において継続されています。

  • 限られた画面スペースでの操作

    小さいフォーム ファクターや高ズームのブラウザー設定で情報や機能を失うことなく、より多くのページとページ コンテンツを表示できます。最大 400% のブラウザー ズームまたは 320 ピクセルのブラウザー幅がサポートされます。 これらの画面サイズにおける機能向上は次のとおりです。

    • ナビゲーション メニューの応答性が向上し、画面の幅の縮小に対応します。 最小幅では、ロール エクスプローラーへのリンクのみ表示されます。

    • 情報ボックス ペインとフィルター ペインのアクセシビリティと機能は維持されます。画面の幅を縮小したときにオーバーレイされたペインにスナップするか、最小幅で使用可能な水平方向のスペースをすべて占有します。 画面スペースを縮小すると、2 つのペインのうちの一方だけが常に表示されます。

    • さまざまなタイプのページにあるアクション バーの応答性が向上し、画面の幅の縮小に対応します。これにより、すべてのアクションにアクセスできるようになります。 特に追加のシステム アクションを含むリスト ページでは、検索ボックスに引き続きアクセスできます。このボックスはリストをオーバーレイするため、ユーザーは検索結果を表示しながら検索語句を確認したり絞り込んだりできます。

  • 状況依存の通知の応答性が向上し、画面の幅の縮小に対応します。これにより、通知テキストとアクションのハイパーリンクに引き続きアクセスできます。

  • ページの外側のクロムに表示されるシステム アクション (表示/非表示の編集、カードやドキュメント ページにおける次のレコードへの移動など) の応答性が向上し、画面の幅の縮小に対応します。これらのアクションは最小幅でドロップダウン メニュー内に表示されます。

    主な違いを示すために注釈が付けられた、幅を縮小したリストとカードのページ

  • 色のコントラストの改善

    隣接する色のコントラストの違いがアクセシビリティ ガイドラインに準拠し、グラフ、タイル、コンテキスト メニュー項目、行選択など、ブラウザーにおける非テキスト要素の読みやすさが改善されました。

これらの変更により、Business Central では Web 上のアクセシビリティに関する WCAG 2.1 の新しい推奨事項への対応が進められています。

試してみましょう

Business Central にログインし、https://YourBusinessCentralServer/?page=31 にあるアイテム リストなどのカードまたはリストのページに移動することにより、縮小された画面スペースでの作業を体験します。 次に、ブラウザー ウィンドウの幅を徐々に縮小するか、ブラウザーのズームを使用して、インターフェイスが段階的に応答することを確認します。

フィードバック

Dynamics 365 Business Central の機能向上のためのアイデア、提案、フィードバックをお寄せください。 フォーラム (https://aka.ms/bcideas) をご利用ください。

関連項目

アクセシビリティとキーボード ショートカット (ドキュメント)