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-linkresource (Visual Basic)

  • [アーティクル]

マネージド リソースへのリンクを作成します。

構文

-linkresource:filename[,identifier[,public|private]]

or

-linkres:filename[,identifier[,public|private]]

引数

filename
必須です。 アセンブリにリンクするリソース ファイル。 ファイル名に空白が含まれている場合は、名前を二重引用符で囲みます (" ")。

identifier
任意。 リソースの論理名。 リソースの読み込みに使用される名前。 既定値は、ファイルの名前です。 必要に応じて、アセンブリ マニフェストでファイルをパブリックとプライベートのどちらにするかを指定できます (例: -linkres:filename.res,myname.res,public)。 既定では、アセンブリで filename はパブリックとなります。

Remarks

-linkresource オプションでは、リソース ファイルは出力ファイルに埋め込まれません。これを行うには、-resource オプションを使用します。

-linkresource オプションでは、-target:module 以外の -target オプションのいずれかが必要です。

filename が、たとえば Resgen.exe (リソース ファイル ジェネレーター) や開発環境で作成された .NET Framework リソース ファイルである場合は、System.Resources 名前空間のメンバーを使用してアクセスできます (詳細は、ResourceManager を参照)。実行時に他のすべてのリソースにアクセスするには、Assembly クラスの GetManifestResource で始まるメソッドを使用します。

ファイル名には任意のファイル形式を使用できます。 たとえば、ネイティブ DLL をアセンブリの一部にすることで、グローバル アセンブリ キャッシュにインストールして、アセンブリ内のマネージド コードからアクセスできるようにすることができます。

-linkresource の省略形は -linkres です。

Note

-linkresource オプションは、Visual Studio 開発環境からは利用できません。これはコマンド ラインからコンパイルするときにのみ使用できます。

例

次のコードでは in.vb がコンパイルされ、リソース ファイル rf.resource にリンクされます。

vbc -linkresource:rf.resource in.vb

関連項目