-highentropyva (Visual Basic)
64 ビットの実行可能ファイルまたは platform:anycpu コンパイラ オプションによってマークされた実行可能ファイルが、高エントロピ Address Space Layout Randomization (ASLR) をサポートするかどうかを示します。
構文
-highentropyva[+ | -]
引数
+
| -
任意。 このオプションは、既定でまたは -highentropyva-
を指定した場合はオフになっています。 -highentropyva
または -highentropyva+
を指定した場合、オプションはオンになります。
Remarks
このオプションを指定すると、適合するバージョンの Windows カーネルで、ASLR の一環としてプロセスのアドレス空間レイアウトをカーネルでランダム化する際、より高いエントロピを使用できるようになります。 カーネルでより高いエントロピが使用される場合は、スタックやヒープなどのメモリ領域により多くのアドレスを割り当てることができます。 これによって特定のメモリ領域の位置を推測しづらくなる効果が得られます。
このオプションがオンになっている場合、ターゲットの実行可能ファイルとそれが依存するモジュールは、これらのモジュールが 64 ビット プロセスとして実行されている際に、4 ギガバイト (GB) を超えるポインター値を処理できる必要があります。
関連項目
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