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XSLT 拡張オブジェクト

拡張オブジェクトは、スタイル シートの機能を拡張する場合に使用します。 拡張オブジェクトは、XsltArgumentList クラスによって維持されます。

埋め込みスクリプトではなく、拡張オブジェクトを使用する利点を次に示します。

  • クラスをより効果的にカプセル化および再利用できます。

  • スタイル シートを小さくすることができ、管理が簡単になります。

XSLT 拡張オブジェクトを XsltArgumentList オブジェクトに追加するには、AddExtensionObject メソッドを使用します。 その時点で、修飾名と名前空間 URI がその拡張オブジェクトに関連付けられます。

Note

AddExtensionObject メソッドを呼び出すには、FullTrust アクセス許可セットが必要です。 詳細については、「コード アクセス セキュリティ」および「名前付きアクセス許可セット」を参照してください。

拡張オブジェクトが返すデータ型は、4 つの基本 XPath データ型である numberstringBoolean、および node set のうちのいずれかになります。

現在、params キーワードを使用して定義されるメソッド (不特定数のパラメーターを渡すことができる) は、XslCompiledTransform クラスでサポートされていません。 params キーワードを使用して定義されたメソッドを使用する XSLT スタイル シートは、正しく動作しません。 詳細については、params に関するページを参照してください。

XSLT 拡張オブジェクトを使用するために必要な処理

  1. XsltArgumentList オブジェクトを作成し、AddExtensionObject メソッドを使用して拡張オブジェクトを追加します。

  2. スタイル シートから拡張オブジェクトを呼び出します。

  3. XsltArgumentList オブジェクトを Transform メソッドに渡します。

関連項目