XML ドキュメントの DOM への読み取り
XML 情報は、さまざまな形式からメモリに読み取られます。 XML 情報は、文字列、ストリーム、URL、テキスト リーダー、および XmlReader から派生したクラスから読み取ることができます。
ドキュメントをメモリに読み取る Load メソッドには、オーバーロードされたメソッドが用意されており、異なる形式からデータを取得するために使用できます。 また、文字列から XML を読み取る LoadXml メソッドもあります。
各 Load メソッドによって、XML ドキュメント オブジェクト モデル (DOM) が読み込まれるときに作成されるノードは異なります。 各種の Load メソッド間の違いと、それについて説明しているトピックを次の表に示します。
Subject | トピック |
---|---|
空白ノードの作成 | DOM を読み込むために使用したオブジェクトに応じて、DOM で生成される空白ノードと有意の空白ノードの処理が異なります。 詳細については、「DOM を読み込むときの空白および有意の空白の処理」を参照してください。 |
特定ノード以降の XML の読み込み、または XML ドキュメント全体の読み込み | XmlDocument.Load メソッドを使用して、データを特定のノードから DOM に読み込むことができます。 詳細については、「リーダーからのデータの読み込み」を参照してください。 |
XML の読み込み時の検証 | DOM に読み込む XML データは、読み込みながら検証することができます。 これは検証型の XmlReader を使用して行えます。 読み込み時の XML の検証の詳細については、「DOM における XML ドキュメントの検証」を参照してください。 |
LoadXml メソッドによって XML を読み込む例を次に示します。読み込まれたデータは、data.xml
というテキスト ファイルに保存されます。
Imports System
Imports System.IO
Imports System.Xml
Public Class Sample
Public Shared Sub Main()
' Create the XmlDocument.
Dim doc As New XmlDocument()
doc.LoadXml(("<book genre='novel' ISBN='1-861001-57-5'>" & _
"<title>Pride And Prejudice</title>" & _
"</book>"))
' Save the document to a file.
doc.Save("data.xml")
End Sub 'Main
End Class 'Sample
using System;
using System.IO;
using System.Xml;
public class Sample
{
public static void Main()
{
// Create the XmlDocument.
XmlDocument doc = new XmlDocument();
doc.LoadXml("<book genre='novel' ISBN='1-861001-57-5'>" +
"<title>Pride And Prejudice</title>" +
"</book>");
// Save the document to a file.
doc.Save("data.xml");
}
}
関連項目
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