物体検出のために VoTT を使用して画像にラベル付けする
Model Builder 内で利用される物体検出のために、VoTT (Visual Object Tagging Tool) を使用して、画像にラベルを付ける方法について説明します。
新しい VoTT プロジェクトを作成する
VoTT を開いて、 [新しいプロジェクト] を選択します。
[プロジェクトの設定] で、 [表示名] を任意の名前に変更します。
[セキュリティ トークン] を [新しいセキュリティ トークンの生成] に変更します。
[ソース接続] の横にある [接続の追加] を選択します。
[接続の設定] で、ソース接続の [表示名] を任意の名前に変更し、 [ローカル ファイル システム] を [プロバイダー] として選択します。 [フォルダー パス] で、トレーニング画像を格納するフォルダーを選択してから、 [接続の保存] を選択します。
[プロジェクトの設定] で、 [ソース接続] を先ほど作成した接続に変更します。
[ターゲット接続] も同じ接続に変更します。
[プロジェクトの保存] を選択します。
タグとラベルの画像を追加する
これで、左側にすべてのトレーニング画像のプレビュー画像、中央に選択した画像のプレビュー、右側に [タグ] 列があるウィンドウが表示されるはずです。 この画面は、タグ エディターです。
新しいタグを追加するには、 [タグ] ツールバーの最初 (プラス形) のアイコンを選択します。
タグに名前を付けて、キーボードの Enter キーを押します。
クリックしてドラッグすると、タグを付ける画像内の各項目の周りに四角形が描画されます。 カーソルで四角形を描画できない場合は、上部のツールバーから [四角形の描画] ツールを選択するか、キーボード ショートカット R を使用してください。
四角形の描画後、前の手順で作成した適切なタグを選択して、境界ボックスにタグを追加します。
データセット内の次の画像のプレビュー画像をクリックし、このプロセスを繰り返します。
画像ごとに手順 3 から 4 を繰り返します。
VoTT JSON をエクスポートする
すべてのトレーニング画像をラベル付けしたら、Model Builder でトレーニングに使用されるファイルをエクスポートできます。
左側のツールバーの 4 番目のアイコン (ボックスに斜めの矢印があるもの) を選択し、 [エクスポート設定] に移動します。
[プロバイダー] は [VoTT JSON] のままにします。
[アセットの状態] を、 [タグ付きアセットのみ] に変更します。
[画像を含める] をオフにします。 画像を含める場合は、生成されるエクスポート フォルダーにトレーニング画像がコピーされますが、これは必要ではありません。
[エクスポート設定の保存] を選択します。
このエクスポートによって、プロジェクト フォルダーに vott-json-export という新しいフォルダーが作成され、その新しいフォルダーに ProjectName-export という名前の JSON ファイルが生成されます。 この JSON ファイルは、Model Builder で物体検出モデルをトレーニングするために使用します。
次のステップ
- Model Builder での物体検出シナリオで VoTT を使用するには、「Model Builder で画像内の一時停止標識を検出する」を参照してください。
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