SoundPlayer クラスの概要

SoundPlayer クラスを使用すると、アプリケーションにサウンドを簡単に含めることができます。

SoundPlayer クラスは、リソースまたは UNC または HTTP の場所から、.wav形式でサウンドファイルを再生できます。さらに、SoundPlayer クラスを使用すると、サウンドを非同期的に読み込んだり再生したりすることもできます。

また、SystemSounds クラスを使用して、ビープ音を含む一般的なシステムサウンドを再生することもできます。

一般的に使用されるプロパティ、メソッド、およびイベント

名前	説明
SoundLocation プロパティ	サウンドのファイルパスまたは Web アドレス。指定できる値は UNC または HTTP です。
LoadTimeout プロパティ	サウンドが読み込まれるまで待機する時間（ミリ秒数）を設定し、この時間経過後にプログラムが例外をスローします。既定値は 10 秒です。
IsLoadCompleted プロパティ	サウンドの読み込みが完了したかどうかを示すブール値。
Load メソッド	サウンドを同期的に読み込みます。
LoadAsync メソッド	サウンドの非同期読み込みを開始します。読み込みが完了すると、OnLoadCompleted イベントが発生します。
Play メソッド	新しいスレッドの SoundLocation または Stream プロパティで指定されたサウンドを再生します。
PlaySync メソッド	現在のスレッドの SoundLocation または Stream プロパティで指定されたサウンドを再生します。
Stop メソッド	現在再生中のサウンドを停止します。
LoadCompleted イベント	サウンドの読み込みが試行された後に発生します。