コントロールのカスタム描画およびレンダリング

コントロールのカスタム描画は、.NET Framework によって簡単に実行できる、数ある複雑なタスクのうちの 1 つです。 カスタム コントロールを作成する場合、コントロールのグラフィカルな外観に関するオプションは数多くあります。 Control から継承するコントロールを作成する場合は、コントロールを使用してそのグラフィカル表現をレンダリングするコードを指定する必要があります。 UserControl から継承するユーザー コントロールを作成するか、Windows フォーム コントロールのいずれかから継承する場合は、標準のグラフィカル表現をオーバーライドし、独自のグラフィック コードを指定することができます。 作成中の UserControl の内在コントロールにカスタム レンダリングを指定する場合、オプションは限られてきますが、それでもなお、コントロールとアプリケーションのグラフィックには、幅広い可能性が残されています。

このセクションの内容

Windows フォーム コントロールのレンダリング
コントロールを表示するロジックをプログラミングする方法について説明します。

ユーザー描画コントロール
コントロールのレンダリング コードを記述およびオーバーライドするために必要な手順の概要を示します。

内在コントロール
ユーザー コントロールとユーザー フォームに内在コントロールのカスタム レンダリング コードを実装する方法について説明します。

方法: 実行時にコントロールを非表示にする
Visible プロパティを使用して、コントロールの非表示と表示を行う方法について説明します。

方法: コントロールに透明な背景を指定する
SetStyle メソッドを使用して、不透明、透明、一部透明の背景色を作成する方法について説明します。

visual スタイルが使用されているコントロールのレンダリング
対応するオペレーティング システムで visual スタイルを使用してコントロールをレンダリングする方法について説明します。

リファレンス

Control
このクラスについて説明し、すべてのメンバーへのリンクの一覧を示します。

UserControl
このクラスについて説明し、すべてのメンバーへのリンクの一覧を示します。

OnPaint
このメソッドについて説明します。

関連項目

方法: 描画する Graphics オブジェクトを作成する
Visual Studio の観点から GDI とグラフィックス機能を紹介し、詳細情報へのリンクを示します。

さまざまなカスタム コントロール
作成可能なカスタム コントロールの種類について説明します。